「皆さんはこれで誰が一番なのか判っただろう」
~クロフォード
ビボルはこれでパウンドフォーパウンドに入るのだろうか?試合内容がどうこうというよりは完璧に歴然たる階級の壁に皇帝ネロも跳ね返されたようだったし、実際試合後ビボルも自分は下の階級の選手の相手をしただけ的な発言をした。
試合前にはキャッチでウシクに勝てると言うくらいに凄みがあったが、スーパーミドル級四団体統一を成し遂げたその実力を以ってしてもライトヘビー級は流石にデカ過ぎた。ビボルは10回防衛中の名王者で注目度やビジネス面ではカネロの足元にも及ばないが、そこにカネロという幸運が訪れた。
相手にもそうだが自身の身体の大きさ、重さに戸惑った感もあるカネロは無謀とも思える難題に挑み今回は敗れてしまったが、むしろこれまでが異常過ぎたのである。サイズ差を超越したかのようなパワーとスキルでリングジェネラルシップを取る皇帝スタイルを逆に指揮してしまったビボル。
チャベスJr.がフォンフォラとやった時、フォンフォラが「彼は一回目に全力で打ち込んで来たが、その時にこの男は俺には勝てないとわかった」と言ったのを思い出した。というわけでボクシングに何故階級が存在するのか思い知らされたのですが、カネロ側は再戦項目を活用するらしく、こうなると9月に向けて滑空中のICBMゴロフキンは一体どうなるのか?
歴史に挑んでいるカネロの挑戦は現在スーパーミドル級やライトヘビー級といった中間階級に注目を集める功徳すら以っているが、ウェルター級のスペンスはカネロ戦をテキサスで望んでいて、PBCもオファーを出したという報もあり、クロフォードもいてスペンスと対戦した後にチャーロともやりたいと表明、チャーロはカネロとやりたくて、ベナビデスはチャーロやプラントやカネロとやりたい。カネロは階級落とすというか戻してもビッグマッチ盛り沢山で、今回11度目の防衛に成功したビボルはベテルビエフとの統一戦が理想的だろう!
ビボル戦のカネロではウシクはおろかベテルビエフも無謀なので、再戦でビボルに勝てたとしてもかなり危険である。カネロ対スペンス!カネロ対クロフォード!カネロ対ベナビデス!カネロ対チャーロ!
記録か祭りか
歴史は
皇帝が選ぶのですかな。
おまけ