皇帝⑦—変身譚— | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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伝説の息子チュー剛し

井上健闘もダウンを奪われての判定負け



チューはこのままハリソンを狙う。





ジャングル皇帝ネロが

次なるステップアップとして選んだのは


なんとクルーザー級



明らかに記録を追いかけている様は

指を咥えて眺めていろ!

とでも言いたげである。





ミドル級でネロが避けた



アンドラーデが明日WBOタイトルを防衛するが







相手のクイグリーはモズリージュニアに勝利してからの挑戦となり、実力差は火を見るよりも明らかであるが、この試合の呼び掛けをしたのはアンダードッグの方であり、それもボクシングである。


プロスペクトとしはじまり

バムからジャーニーマン、
コンテンダーからチャンピオン、
要約すれば
乞食から王様へ様変わりする芸の道は


変身譚である。



ところでスポーツにおいて
塗り替える記録を追いかける過程で
置き去りにされている本当のコンペティションがあるというのは競技の美しさを虚ろわせるもので最大の形態ではないか。プラント戦があんなに好評だったのは本当の競争だったからではないだろうか。










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