三羽烏 | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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指名挑戦者をして
歴然たる差を感じさせるのは
ボクシングスターたる所以か

井上
ダスマリナス


アンダーカードの

アダム ロペス
イザーク ドクボー

も楽しみな一戦である。


クレバーであり、どんな優れたボクサーでも気の緩みや不調なら簡単に呑み込むであろう実力にもみえるダスマリナス。今回その指名戦が消化試合的なノリになってしまっているのは、やはり、井上が現在日本最大のスターであるからだろう。

現在日本最大のボクシングスターは三人

井上、井岡、村田。


階級のスケールというのもあるが 
軽量級でアメリカ進出からのビッグマッチ実現
という難題に挑む。

井岡の時の
スーパーフライ級覇者トーナメントと違い
時勢的に四団体統一が活発なタイミングであるのは
パッキャオ的な驚異の階級ジャンプではなく
よりスポーツ枠を重視した井上としては
目的と状況が上手く生産的にアメリカ進出を
後押ししている状態であるふうにも思える。

後はボクシングパフォーマンスによる
日本での怪物化をアメリカでもやってのけ、これからのライバル達との邂逅の中で紡ぎ出されていくのだろう。


ダスマリナス、
普通に考えれば勝ち目は無いように思えるが、井上の攻撃を貰ったら終わるのはわかるのでアムナットが井岡に対したように外して外してカウンターと、アメリカで見せ場を作りたい立場の井上のやり方を逆手を取ろうとするだろう。


意外にも高度な睨み合いになるのかも?







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