四団体統一 | ボクシング原理主義

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ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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ビッグマッチとはなんぞや?


ネリ戦のパフォーマンスで評判良いフィゲロアは
フルトンと統一戦に向かうようで
WBAはスーパーが優先されるので
実質的にはWBCとWBOの統一ということだろう。
勝者は勿論アフマダリエフとの四団体統一戦だろうがダニーローマンは誰かと絡めるか。
 

それでは
スーパーバンタム級を軸にしまして


ひとつ下のバンタム級では
WBA、IBF統一王者の井上がIBF指名挑戦者を相手に防衛戦、井上を挑発しようとピヨピヨと五月蝿かったWBOのカシメロはなんとリゴンドー戦を引いてしまい、WBCのウバーリは将来殿堂入りが有力視されているドネアを迎え打つ。リゴンドーは井上の持つスーパー王座であるWBAの正規王者である。四団体統一への意欲のある階級。


ひとつ上のフェザー級には
WBCに試合が決まらないので上の階級のスターボクサーに一通りケンカを売ったラッセル、IBFが空位、WBAに減量苦があったとしてもデイビスに善戦したサンタクルス、WBOに下から来たのにクリスディアズをコロコロと転がしたナバレッテ。四団体統一の気配は無い。


ふたつ下のスーパーフライ級には
WBAにロマゴン、WBCにエストラーダ、この両者の三戦目つまり直接再戦が話されていて前回もロマゴンのクリアな勝利に見えたがロマゴン最後の一踏ん張りか?
WBOに現在渦中の井岡、事の次第ではタイトル剥奪もあるのか?IBFにアンカハス。
ご覧のよういずれも名選手ばかりなのに、いずれもビッグマッチとよべるビッグマッチには縁がないように勿体ない階級。四団体統一の気配はない。



ふたつ上のスーパーフェザー級には
WBOにフランプトンを引退に追い込んだハーリング、
WBAスーパー王座には同団体のライト級正規王座を同時に保持するデイビス、WBCにバルデス。
スティーブンソンはナバレッテが上げてきた時に対戦する事に意欲的であるが、6月にWBO暫定タイトルマッチ。最強格のデイビスは次戦なんとスーパーライト級まで上がりバリオスの持つWBA正規王座に挑戦する。やはり四団体統一の気配はない。


みっつ上のライト級には
テオフィモ ロペスがリスクを取っての挑戦で
ロマチェンコを破っての実質四団体統一を成し遂げWBCの会長自身もフランチャイズが最上位タイトルだとしたが、現在メディア媒体がそれを受理しない形で正規王者のヘイニーが最後のピースとなっている。


よっつ上のスーパーライト級は
予想だにしなかった激戦区となりそうで、
ラミレスとテイラーによる四団体統一戦と、正規王座をバリオスから奪いにデイビスがやって来る、更には減量苦のテオフィモがカンボソス戦後あげてくる可能性が極めて高く、トリラーがブローナーを獲得してプログレスとスーパーライト級戦を実現させれば、完成王座をめぐっての大戦争勃発である。


華のウェルター級を飛ばすのは癪だが


スーパーウェルター級には
WBO以外は全て取り揃えております
ジャーメル チャーロがいて、
カスターニョと四団体統一戦。



スーパーミドル級は
ご存知カネロが完全体になりに
プラント戦に向かっている。
実現するなら四団体統一戦。

王政復古のヘビー級
フューリーとジョシュアの文字通りの頂上決戦が決まったようである。
クルーザー級で四団体統一し上がってきたウシクも出る幕無しの巨人対決。




メイウェザーはポールとエキシビション!





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