ガルシア対キャンベル | ボクシング原理主義

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さて

新年最初の大きな試合とあって

なんとも楽しみな



ライアン ガルシア  対  ルーク キャンベル


ガルシア
20戦全勝17KO


キャンベル
20勝16KO3敗



身長はガルシアが若干高いようで
リーチはキャンベル

ガルシアが
アップライト

キャンベルが
セミクラウチのサウスポー



両者これといって名のある相手に勝ち星は無く
強いて言えば

ガルシアが
デイビスとやったフォンセカ
見事な左フック一閃で大の字葬したのと

キャンベルは
メンデスに勝った事と
ロマチェンコリナレスといった
ライト級トップ戦線に食い下がった

ロマチェンコには
コントロールされながらも
ノーマスにならず生き残り
ユナニマス判定負け

リナレスには
前半ダウンを喫するも
その後適応し
スプリット判定負け



ロマチェンコリナレスに対して
相手を完全に受けに回らせて
ポカ的にダウンを喫したものの
ストップしているように

スーパーフェザー級でのリゴンドー戦後
ライト級でリナレスにクロラと
階級の壁があってもボクシングIQで
ストップを重ね

ペドラザにキャンベルは
判定である。



今回の試合予想でロマチェンコは
試合した事のあるキャンベルと
スパーした事のあるガルシアでは
キャンベルやや有利と予想し、

テオフィモ ロペスも
過去にスパーしていたらしい
キャンベルがやや有利と予想。


明確な理由はわからないが

推理すればこうである


ガルシアは
12回フルで戦った事がない事と
そのチャンピオンシップラウンドに
過去最高の相手と

(オリンピック金でプロでもロマチェンコやリナレスとフルラウンドやった経験がある)

突入する可能性が高いからである。

すると

キャンベルはディフェンシブに戦うのが堅実だろうか


逆にガルシアはリスキーな試合だが
ヘイニーもガンボアを下した今
ここでキャンベルクラスは通っておきたい。

リナレスや井岡がサラスのもとで
クラウチングスタイルになったように
レイノソのもとでカネロのようなそれを
手に入れ取り込んでいるのなら
見ものである。

仮にガルシアがキャンベルを
倒しても判定で下しても
マッチアップ的に評価は高い。






おまけ