ポスト スペンス対ガルシア考察/栄光への道 | ボクシング原理主義

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ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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テオフィモ ロペスと本場で拳を交えた中谷正義選手がベルデホと対戦する為に渡米。

中と重量級では未だ邦人ボクサーの本格的な活躍が無いボクシングにおいてはプライヤー対亀田のような現代のパイオニアとして活躍していってもらいたい。

今回対戦するベルデホは長身でよく動き、小さな頭に長い手脚と広く厚い肩を持つパンチのあるボクサーパンチャー。

腹もバキバキに割れている。

ある種の理想的なボクサー体型であり、
実際に躓くまでは次期プエルトリカンスターとして待望された逸材である。

今回テオフィモ戦でその名をあげた中谷相手に燃えているだろうし、中谷もそうだろう。

この勝利の先に居るライト級のトップ戦線、特にニュージェネレーション勢はボクシングレベルが格段に高く、何より若い。ロペスもその1人だが、デイビスやロマチェンコとは違うこわさを持った選手たちが控えている。ロマチェンコがライト級残留なら今回の勝者との対戦が現実的か。



ウェルター級
事故明けのスペンスがガルシアと対戦。

スペンスに事故の影響が無い筈が無いのと、おそらく、ガルシアのボクシング能力を甘く見ていた節もありマイキー戦に続いてボクサータイプの側面で試合をした。ガルシアもそうで、お互いに相手の良いパンチによく持ちこたえた場面もあり、テクニカルでいながら踏ん張りあった素晴らしい試合だった。が、互いに純粋なボクサーとしての能力を披露し高みに適応したようにも思えもしクロフォードが来た時困るようにも思えもする。クロフォードがpbcに来るようならポーターやサーマン、ガルシアとという風になるのか。

パッキャオは依然として誰にとってもクリプトナイトのような感じである。



フリーとなったカネロだが以前コットがそうであったようにより自由なマッチメーク、願わくば良い方向で、が可能となった。

マッチルームのハーン氏はカネロと勝者を対決させる為、非常に楽しみなアンドラーデ対サンダース実現に向け動いている模様。




そして

またエキシビションをする事となった

メイウェザー

相手はあれだがクルーザー級である。

エキシビションといってもタイソン対ジョーンズやメイウェザー対那須川のようにサイズの大きい方がコミットすれば小さい方は逃げるしか無い。しかし、いくら相手がデカくてそれなりのスタッフでチームを組んでいてメイウェザーが年を食っていても、メイウェザーとエグザイルなので、どんな展開になるものか。






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