一匹と九十九匹と③ | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
おまけ機能搭載





———

旗は、けがらわしい風景をめざして進んで行く。


—「民主主義」/アルチュール ランボー/




死者の投票

空白票を支持する事を明言する人間すら
影響力ある発信者として現れ続け


そのカラクリは
幻想を抱くことの為の

何の負い目も無い自由という幻想のため程度の
義務感で
罪の無い瞳をする為の

麻薬のような綺麗事。




自由の思想と現実の平和

寛容と博愛

しかし

今ではそれは
バーチャルでマトリックスなインフレ根性が
先行する影になろうと
分別や相応しさ適当さを無視する
前もってなり済ます韻

抽象の模倣である。


こういう事の背後には常に
悪魔的な組織や
メディアそのものや
資本家達が
陰謀論よりも
現実味を帯びて
肉薄する。


ところで

拳闘などによって

労働の合間に催す唄や舞や踊りによって

持って生まれた姿勢と矯正されたり植え付けられた姿勢によるヒーローのやうな二重生活に陥ってしまった可哀想な僕たちが

ボクシングに詰まっている全ての事は
とても力づくでは模倣も出来ないという事を知ってしまって

いつも人知の意表を突く事になる自然に
敬服してしまうのである。




ところでところで



WBCが新たに設けられる
200-224lb階級を
狂犬から四歳の妹を守った勇敢な少年
ブリッジャー ウォーカーになぞり
「ブリッジャー」と
命名すると宣言し




遂に今週

テレンス クロフォード




ケル ブルック


WBOウェルター級の防衛戦で拳を交える。



近い将来
スーパーライト級完全統一を果たすことと
ウェルター級に進出しての打倒クロフォードを目論む
ジョシュ テイラーは言う。



「俺はクロフォードが無敵だとは思わない。

みんなケルの事を扱き下ろしているが、
誰にもそんなことはできはしない。

ケルはとても良いファイターで
ウェルター級としては大きく
そして、シリアスなパンチャーだ。

2人の完全な怪物によって深刻な被害を被ってしまったがそれでも非常に良く善戦した。

俺はケルを扱き下ろせない、
彼は勝つ事もできるだろう。

おそらくクロフォードがポイントで勝つかもしれないが、ケルは必ず善戦し苦しい戦いを強いるだろう。」





楽しみです。






おまけ