それは
儚くも揺るぎない
そんなものなのかもしれません
何にしろ我々はそれを愛している
P4P
1位
クロフォード
カーンを砕いたプレスコットを料理し、英国に乗り込み英国人王者からタイトルを獲り、ガンボアという本物古強者の門を通過し、スーパーライト級でもマティーセを破った無敗のポストルを圧倒し、ベイリー戦やパッキャオ戦でやり方は兎も角ボクシング脳を示して乗り出してきたホーンやロシアでロシア人王者を一撃で仕留めイギリスでイギリス人を仕留めた自身の影のようなインドンゴをすぐさまKOし四団体を統一。
対戦してきたスタイルも実に幅広く王者かそれ以上の力のコンテンダーによるそれであらゆる角度からボクシングを磨きに磨き試しに試されたリアルディール。
ウェルター級においてもミーンマシーンと、その時一番活きが良く最良の状態で実力も本当の相手をずっと圧倒してきた。ガンボア戦のようなカーン戦というテストもクリアし、メイウェザーが抜けてその他が変動する中で変わらずに危険な相手に高い内容と結果を出し続けている彼がP4P。
おそらく鬼門はパッキャオのみ。
スペンスには病み上がりで俺はやめとけと気遣いすら出す。
2位
フューリー
ヨーロッパを巡業したジプシーのチャンピオンの末裔。血は嘘をつかない真のロードウォーリアーにして現在最高のエンターテイナー。クリチコをアウトボクシングしてワイルダーを何度も倒すという離れ業ばかりした。
ジョシュアとの頂上決戦実現はあるか?
3位
ジョシュア
ルイズ戦までのボクシングの理想を体現していたそのボクシングとキャリア、再戦で立ち戻ったおそらくバルクアップをやめた事によるボクシングの盤石の強さ巧さと動き。戦ってきた相手もみんな段階毎に強い相手であるし、素晴らしい対戦履歴である。
4位
パッキャオ
ボクシング界を左右する舞台のメイウェザー戦やその後のホーン戦、怪我や敗戦、上院議員という立場など想像を絶する均衡の崩れからまさかまさかの破竹のカムバック。
本当に特別、特殊な存在で凄いですな。
5位
ラッセル
両者のクロスロードだったロマチェンコ戦でのキレの悪さと敗戦でドローイングボードに引き戻されたが、実際ロマチェンコからダウンも奪い、次は勝てる確信を持っているだろう。アマチュアが長すぎてポイントボクシングの癖の抜けない故に辛酸を舐めさせられているウォーレンとは違い、ロマチェンコ以降はハイランドなどフィニッシュするのが難しいスタイルとキャリアの相手を簡単に料理したり、エスカンドンやキングタグなどスキルの高い相手をアウトスキルする。
そして勿論、速い!
6位
デイビス
ポテンシャル完全に合致できたら普通に最強かもしれない。相手によってストロークやスタイルを選べるボクシングキャパシティと凡ゆるパンチを備えたアーセナル。インサイドもアウトサイドも可能な身体的才能も含めてまさにタンクで、しかもハードパンチャーでスピードスター。
7位
アンドラーデ
BooBoo
ブーイングが渾名のマスター。
リゴンドーよりはクロフォードのような存在でその二人のように軽いポカするところも似ている。ビッグネームさえ試合してくれれば。
私はおぼえている、チャーロ戦を得るために彼の記者会見に現れマイクパフォーマンスをしたが注意されて引き下がった常識人であるのを。それ故にギミックつくりが超下手である。Aチームやダースベーダー、しかしその実態は奇人溢れるボクシング界でちゃんとした理性とボクシングを失わないピュアリスト。
本人の望みは以前はチャーロ、今はカネロと村田。
8位
ニエテス
アメイジングスキル。
ロマゴンと観たい。
9位
ロペス
テイクオーバー
今回のP4Pリストで一番の驚きかもしれない、が、こんなフィニッシャー他にいない。例えばマイキーガルシアとの対戦を想像するとやはりディフェンス面での青さを感じるさせるがそれは攻勢の証という神童。
10位
リゴンドー
ジャッカル
ロマチェンコとの階級の壁を超えた試合ではデカイ相手に無茶苦茶されての棄権。それがプロの世界?よし、インファイトをものにしよう、が、どうも合わない。ソリス戦で全然懲りずにまたインファイトしてやっぱり違う。2回から脚だけで翻弄。門番となる前のドネアの夢を砕いたボクシングマスター。
井上とやれるか。
ところでテイラーってブキャナンを彷彿とさせますな。デュラン、石松。
ロマチェンコはガンボアとの試合が観てみたい。
ん?
耳をすませば音頭のようなセリフが聴こえてくる
「てやんでぇばあろお
な〜にがオ〜〜ルタイムパウンドフォ〜パウンドだ!
すっとこどっこい!!」
角を切ったような滑舌の悪さと歯切れの良さ
なるほど、オールタイムp4pか。
けしからん。
おまけ