お詫び | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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以前ご報告申し上げましたように、
私、元プロボクサー木村文祐は

練習中に右手小指の腱を断裂し、その後遺症により現在キャリア続行が不可能であるのと、復学を理由に今年3月に引退しました。


現在、進路上の都合で目的地をカナダからアメリカに変更し、渡航が可能になるまでの間は地元である姫路で生活しています。


以前所属したジムには、

渡航の変更とその間の他所での訓練について事前報告・確認をし、

御了承を戴いた上で現在に至るのですが、

ご迷惑をおかけした方々がおられる事をお詫び申し上げます。


海外留学中にボクシングという素晴らしいスポーツと出会い、
アマチュアボクシングにたった数戦の間ですが熱中し、それを通して素晴らしい方々や師と呼べる人達との出会い、掛替えの無い体験をしました。


故郷に戻りプロとして活躍したいという想いから地元に戻りプロデビューし、おこがましくも世界王者を目指しましたが、自分の実力不足と重なった利き手の怪我が選手活動に現在歯止めをかけ、なにより回復をただ待つには年齢というものが壁となりました。

腱を手の専門的な外科医の先生に繋いでもらい療養とリハビリの末に行った最初のスパーリングでいとも容易く折れてしまい、今でも財布から小銭を取り出すのに往生するこの右手は自分に多くを語りました。


逃してしまった全日本新人王への切符やあまりに不透明な現状と先行き。
自分が復学を決めるのに時間は掛かりませんでした。


それでもボクシングに進むことをやめる事が出来ない自分と、それをサポートしてくれる家族や心広くそれを理解してくださる少数の方々には、言葉では表しきれない恩、感謝があります。



これまでサポートして下さった方々、

久々に通話した心通じる友人や兄弟・仲間に、

ご心配、ご迷惑をお掛けしていますことをこの場を借りて深くお詫びし、感謝を意を表したいです。

本当にありがとうございます。


頑張ります。