カマチョ・ゲレロ・サーマン | ボクシング原理主義

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ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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ヘクターカマチョ亡くなられました。

僕はジャブを連打して距離をつめたりするのをカマチョのテープから学んだし、それを実践するときは彼の姿を思い描きながらやってます。

R. I. P カマチョ

マッチョタイムをありがとう。



ゲレロ対ベルト観ました。

全部で四試合。なかでもクインタナ対サーマンは凄かった。

サーマンは本物ですね。トレーナーもその質・セコンド能力共にとても高いものを感じました。

クインタナにこれほどのゲームを展開したのはミゲール・コットぐらいじゃないでしょうか。

ポール・ウィリアムスとアンドレ・ベルトはクインタナに勝ちはしたもののその基礎力の弱さを露呈したし、それは今日のメインで暴かれてました。


ゲレロ・ベルトは先週のブローナー対デマルコよろしくショルダーロール(L字ガード)対サウスポーの図式は同じでしたが結果はサウスポーゲレロが初回と2回にダウンをスコアしてジャッジ三者皆一致の116-110でゲレロのユナニマス。ベルト右のアッパー入れまくってましたがゲレロの片手ラップをほどけずもう片方でたこ殴りでした。ゲレロが汚かったというかレフリーがまったく仕事してませんでした。最終回なんか終了のゴング鳴ってんのに10秒ぐらい放置してベルトは余分に打たれて、見かねたドクターかなんかが飛び込んでました。 コンピュボクスによるとゲレロは258当て一方ベルトは182に止まったようです。


それにしてもサーマンは将来性が凄くありますね。

ギャーリー・ラッセル・ジュニアにしてもこのキース・サーマンにしてもアメリカはとんでもないホープ揃ってますね。忙しくそれでいて堅実に育てている。ブローナーだってリッツォやポンセまではそういう下積みありましたもんね。ホセ・べネビデスJrなんかもそうでしょう。来週コットとやるトラウトだって上記の選手たちのような祝福や加護は受けていないけどその分常にアウェイのなかで勝ち続けベルトまでものにしたなんだかロナルド・ライト的なもんを感じます。


ところでハットン。

仮にもコスタヤ・ジューとかカスティージョに勝った選手なのに。

左ボディの名手が左ボディで・・・第9ラウンドのことでした。

r.i.p ハットン。