少し技術論とルールの話にもなるのかもしれない
反則打について。
勿論、偶然であれ明らかなラビットパンチが起こった場合には主審が割って入り中断と注意、警告、或いは減点をあたえて選手に休憩と試合続行の意思確認をするべきであり、打たれた方の選手が相手に後頭部を向ける様な場合にはそれを注意、警告。この二点は後頭部目掛けてパンチの軌道を変えているか、パンチに対して後頭部を向けているかで注意警告失格対象が変わるのでレフェリーの判別能力にかかっているといえるが、セコンドは勿論周囲も当然だが声を上げるべきである。(タイミングを取り損なったベンディングやダッキングがそれを見計ったり咄嗟に出した打ち下ろしのパンチなどによって捉えられダウンした場合は勿論打った方の手柄であるので余程マトモな後頭部でなければ妥当にダウン判定、ラビットパンチである場合でダウンまでしなかった場合一旦の中断注意、ベルトラインより下に頭を持っていく反則が見られる場合にはラビットパンチが誘発される前に中断注意が理想的か)
では協会かコミッションのどちらかわからないが、おそらく若干セコンドルール変更をしなければならないはず。
これが危険な競技だということで、試合前の各選手陣営への対戦相手のグローブチェックやバンテージチェックのみならず、反則打などへの不当判定などの事態を予知してその時とるであろう行動の予告やその他類似の事柄含めての質問応答などの権利と機会を与える事でジム側、セコンド側の権利と義務と責任の放棄や怠慢や癒着を防ぐ効果もある。
後頭部のみならず背面への攻撃、脊椎への攻撃も反則であるはず。敢えて骨盤の後ろ、背骨の根本みたいなところへの攻撃をする選手もいるが、危険である。
反則打で特に多いのがベルトラインへのパンチで、それをそのままボディへの有効打としたりする事があるが、これを見落とすのは仕方がないとして見逃すのはかなり問題である。勿論全知全能の神が司っているわけではないのであるから、反則の見落とし見逃しが頻発するというのは抗議ができないからであろう。
おまけ