今回も実話混じり。

というか、いつになったらわたしの文章力は成長するんですか?100年後?(知るか


4章 ~修学旅行2日目~   前半


1日目が京都の金閣、銀閣。2日目が奈良公園。三日目が鈴鹿サーキットという、なんとも微妙なスケジュールの修学旅行。しかし、行き先なんか関係なく、”なんか楽しい”というのが修学旅行のお約束。

しかし・・・修学旅行には、もう一つのお約束があったり・・・


「お母さ~ん♪」

東大寺の前。集合写真を撮り終えた6-1は、班行動で奈良公園をまわることになっていた。

8班は、まだ家族ごっこを続けていた。というか、エスカレートしていた。

「ねぇねぇ、おじさ~ん!」

えっ!?おじさんいんの!?

光はギョっとして、声のするほうを見やる。

そこでは、いつもタオルを首に巻いている山岡 逢也に、鈴が蹴りをいれていた__

「オイ!なにやってんだよっ!!」

光と同じ班の夜西 大星が、鈴を止めに入る。

「だって、水筒とられたんだもん。」

「とってない!とってない!とってない!!」

ふざける鈴に、逢也は猛反論。他の班の子たちは、呆れて先に行ってしまった。

残っているのは、光の1班と逢也の5班、鈴たちの8班のみ。

「オイ、もう行こうぜ、大星。」

「・・・ああ。そうだな。」

とうとう二人を止めるのを諦めた大星は、他の女子二人とこちらへ歩いてきた。


数十分後・・・


悠一、蒼渡、鈴、あかりの班は、春日大社に来ていた。

「ここに・・・」

この公園内には、いくつかの場所に先生が立っており、生徒たちはその先生からチェックを集めなければならないのだ。

ここには、2組の宇和先生がいるはずなのだが、見つからない。

「っかしいなぁ~」

悠一は、手元の地図を見て首をかしげる。

すると、あかりが

「あ!アレ!!」

大きな木の下に、先生の姿が見えた。


しかし・・・この後に、恐ろしい”お約束”が待ち受けていたのだ___


続く!!



6-1 出席番号3番 宇川 光

6-1 出席番号30番 夜西 大星

6-1 出席番号31番 山岡 逢也

~3章 修学旅行1日目~



数週間後。

6-1では、3回目の修学旅行の打ち合わせが行われていた。

実際、今回はもう持ち物や細かい予定の確認程度だったので、先生の話で終わるはず・・・だったのだが。

まだいろいろと決まってない班が1つだけ。

もちろん、菜波たちの班だ。

「ねえ!どうすんの!?早く決めないと!!」

「どっちでもよくね?テキトーでいいっしょ。」

「ダメ!!」

そんな怒鳴り声が飛び交う4班から少し離れた場所からだった。

変・・・というか、妙な声がしたのを、宇川 光(こう)は聞き逃さなかった。

「お母さ~ん♪」

へ?



修学旅行当日。

さすがの赤崎も、この日は準備もキッチリして登校してきた。

6年生全員が、太陽の照りつける校庭に集る。

全員が集うと、先生がマイクで話しはじめた。

「みなさん、今日はとうとう修学旅行の日です。楽しむのももちろんですが、ルールを守って、いい思い出を作ってきましょうね!」

「「「ハーイ☆」」」

と、そのとき

光はまた聞いた。その声を。

「お父さん、ダメだよ。」

先生にバレないように話しているのだろうか。かなり小さな声だが、確かに列の後方から、このまえと同じ声が。

「・・・誰?」

後ろをチラッ、と見やれば、6班や7班のクラスメイトがクスクス笑っている。

そしてそれよりも後ろ___8班の4人が、その原因だった。

彼ら___三山 悠一、田町 蒼渡、土穂 鈴(りん)、慶居 あかりが、「家族ごっこ」をしていたのだ___

「へ・・・・?」

「お母さん♪」

そういって、蒼渡のほうをむくあかり、それにつづく鈴。

「・・・なに、あいつら。」

6班に聞いても、笑っていて答えてくれない。

しかも、これだけのさわぎなのに先生はおろか、列の前方のクラスメイトはみんな気づいていない。

「・・・?」



もともと、あかりと鈴は、ちょっと変わった子たちなのだ。

別に悪い子ではないのだが・・・

二人だけこの空間とは違う異次元にいるみたいというか、果てしなくマイペースというか、思考が理解不能というか。

おもしろいし、結構運動も勉強もできているのだが___ちょっと、個性が強めなのだ。結構みんなから親しまれているのだけれど。

しかし・・・まさか修学旅行の班で、家族ごっこを始めだすとは。

しかも、かなり嫌がってる悠一と蒼渡(←お母さん役)を巻きこむとは・・・



この4人は、ホテルに着くまで、ずっとこんな調子だったという・・・




これ、実話。(はああああ!??

いや、マジです。本当です。

名前はまったく違うけど、本当にウチのクラスの8班がやってました。

「お母さん!ケシゴム貸して!」

「なんでオレはお母さんなんだよ!」

的な会話してたんで、何やってんだときいてみたら、あかりちゃんにあたる子が、

「家族ごっこ。三山がお父さんで、田町がお母さんで、わたしと鈴がかわいい二人の娘!」

って、ごていねいに説明してくれました。

・・・つっこみどころ多すぎたので、一個だけ、つっこんどきました。

「かわいいって、自分でいっちゃダメでしょ。たしかにキミらカワイイけど・・・」




2章  学級会


「今日の6時間目、学級会だろ?絶対、修学旅行の話だぜ?」

「え~?今度のスポーツ大会のことじゃないの?」

だんだん新しい教室にも慣れ、友達が出来始めた5月上旬。

休み時間、数人の男女がかたまって話していた。

話題はもちろん、5月下旬にある、2泊3日の修学旅行だった。

「どこ行くんだろーな?」

「ディ○ニーランドがいい!・・・無理だろうけど。」

「どうせなら、社会科見学みたいに神社やらお寺やらはやめてほしいよな。」

まだ行き先も知らされていない生徒たちは、それぞれに旅行中のことを想像してニヤニヤ。

するとそのとき、

「だよねえ!!やっぱ行くならU○Jがいい!!」

「うんうん!絶対、断固、U○J!!」

この男女のかたまりがいる場所とは反対方向の教室の角で、ツインテールの女子と茶髪の女子が大きな声で騒いでいる。教室の中にいた15人程の生徒全員が、彼女らのほうに視線をむけた、が、本人たちはお構いなし。

さっきと変わらず、キャッキャと騒いでいる。

ハア・・・と、クラスメイトらはため息をつく。

この二人、実はもう毎日こんな感じなのだ。いい加減注意するのもこりた。

出席番号7番の芯草 友里、19番 念沖 菜波だった。


「では、今から学級会を始めます。まず最初に、みんなの楽しみにしている、修学旅行の班を決めます!!」

先生の口調も、日が経つにつれてやわらかくなってきた。そんな中、一人の生徒が挙手。

「先生、また赤崎がいません!」

「ほおっておきなさい。」

即答。彼も、ここ数日の間授業をさぼることが増えた。

「班は4人ずつ、8班に分けたいと思います。男女二人ずつです。それ以外は、自分たちで決めていいことにしてあげます!今から、すきな4人に分かれて集ってください。では、始め!!」

わあああっ!! やったー!! ラッキー☆

などの歓声が上がったあと、生徒たちはいっせいに動き出した。


それからは、班行動のトキの順番を班で話し合ったりしたのだが・・・

4班だけは、いっこうに進まない・・・

まあ、友里と菜波がいたので、仕方がないのだろう・・・


6-1 出席番号7番 芯草 友里

6-1 出席番号19番 念沖 菜波



____修学旅行の行き先?


         それは、次回のお楽しみ☆____