たまに、転校生なのに学校についてすごい詳しい子がいます。あとから聞いた話だと、

「あの子はこの学校に友達が2、3人いたんだって。」

だからいろいろ教えてもらったんだと。あと、わたしが無知すぎるだけだと。



{こうき}

そんなこんなで、とりあえず各自の教室に分かれた。といっても、オレときずき、ルキトとユリは同じクラス。

「ハイ、じゃあ全員集まりましたか?」

「はいっ!!」

日直の穂雪 ミヤが先生に返事する。

「では、転校生を紹介したいと思います。」

え?転校生?聞いてねーぞ。名前覚えるのめんどくせ。女だったら覚えねーけど。

「連れてくるので、待っててください。」

先生はドアに手をかけて、もういちど振り向き

静かにね!」

と、念をおしてからでていった。その瞬間、

「ギャハハハハっ!こんなクソボロ学校に転校してくるバカがまだいたのか!?」

「でも、好きで来たわけじゃないでしょう?かわいそう。」

「ハハハハハハハっ!」

「オイ、そんなに言わなくてm「こうきは黙ってろ!」」

ッチ、またケウかよ。

橋草 ケウはオレの机に汚い上靴でのったあと、ポケットに入っていたらしい菓子のゴミを頭にたたきつけた。

「ちょっと、橋草!やめなさいよ!」

「きゃあーー!」

「尾谷ーー!てめえ!」

「ちょっと!机の上乗らないで!」

「言差!大丈夫か!?」

言差・・・きずきか?

見ると、きずきはひざにケウの筆箱を投げつけられ、クズっている・・・そのとき、

「しーずーかーにぃーしなさあああいっ!!!!!」

先生から新学期そうそうお説教だとさ。


かんじんの転校生は、赤い髪に紫色の瞳。目つきがメチャクチャ悪い女子だった。

「月葉 赤音さんです。では、9班の一番後ろの席に。」

「はい・・・」

静かな声だったが、どっかできいたことが・・・ねえか。



こうきのクラスはいつもこんな感じです。

七夕☆は数ヶ月後に話がとぶことがよくあります。4章から5章は6日とぶだけですが、5章から6章は3ヶ月もぶっとびます。7章から8章は4ヶ月もとぶし。



5章 転校生 始業式の悪魔


{ユリ}

はぁ~やっと夏休みが終わった。これで塾に追われる日々もおしまい。(わたしとは正反対だ・・・bv夏休みも平日もヒマな由梨)

今はみんなで登校中。新学期だってのに、きずなもルキトもダラダラと・・・

「ちょっとはシャキっとしなさいよ!」

「それは無理な相談ですね。クソババア!!

「誰がクソババアよっ!!?」

きずなには女子に気を使った言葉使いをすることができないわけ!?

うっせぇなぁ。朝からギャーギャーと。幼稚園児か。おまえらは。」

こうきっ!そんな言い方しなくてもいいじゃないっ!・・・別にいいけど。

「オイオイ、いちいち心の中でつっこむなよ。めんどくせー」

「勝手に人の心読むなぁーー!!!!」

あーもぅっ!疲れる・・・


{きずき}

うちの学校の始業式は、やっぱり小学校なせいか、「ほんとに必要なのか?」とおもってしまうくらいどうでもいい内容満載。

2学期の注意やら夏休み中の表彰ならまだ我慢できるけど、ほんっと校長先生の話長い!!

それに、注意もわかりきってることだけ。表彰式は表彰されるってわかってる子しかうれしくない。

「うぇぇ。こんな暑いのに始業式かよ。めんどくせえ。あ、そうだ!ルキト、抜けようぜ☆」

きずなのバカ。優等生様ユリ&らんの目の前でそーゆーこというと・・・

「うわ~!なにそれっ!ほんとにバカがやることじゃん!!」

「・・・」

らん!黙るな!!怖いよ!きずなのほうもいつも(悪い意味で)有言実行だから怖い!

「うっせぇよクソマジメが!」

「うるっさい!問題児!」

「誰が問題児だ!ルキト、行くぞ!」

「オレ抜けるとか行ってねーし。」

「死ねぇぇ!もうカエルにつかまっても助けてやんねーぞ!!」

「カメレオンだし。」

はあ~もう、こんなヤツらと一緒に行動してるのっていつからだ?そのときのわたし、どうかしてるよ・・・



11日間も空いた~なぜならおばあちゃんちに行っていたからだー(5日間)。それ以外の6日間?

えーっと、それは・・・

ごめんなさい(棒読み)

きずなはめったにマジメに勉強しません。それなのに成績がいいとかいう意味不明なやつ・・・

まあ、知ってて当然のことくらいはマジメにやってるのだろうかと・・・(??)



{きずな}

「槍でっ!?ハサミでいいじゃん!槍とかあぶないよ!!」

「んじゃ、おまえはお祭りにハサミ持ってくるくらい準備のいいやつなんですか?」

「それは・・・」

オレだってわざわざこんなバカデカイ槍で糸なんか切りたくねえよ。バカみてぇじゃねーか。

ってか、こうきはコレを5本くらい軽々と・・・なんか自信無くす・・・

「おまえはカエルふんずけとけ。そのあいだに切る。」

「りょーかぃ!」

{カメレオンだっ!}

「「うるさい地獄耳」」

あーあ。こんなゲームの中みてえなことが起こるんだったら、こなけりゃよかったぜ。

槍をもって、ルキトの前に走り出す。そのまま、糸にふりおろした。その瞬間

ビリリリリリッッ

「あああああああっうああああっ!」

槍を持った両手から、いきなり電撃が襲い掛かってきた。

「くっそぉ!」

「きずな!」

槍を放りなげた。すると、電撃がおさまった。

「なんだよアレ!!」

{オレの糸はただの糸じゃない!針金だ!}

「知るかァァァァ!!!」

ん?ということは・・・

{オレの針金は電気をとおす。コレに触れたものは「あっーーーーーー!!!!!!!」}

答えをペラペラ喋ってくれてありがとう。つまりは電気をとうさなきゃいいんだ。

なんだよこのカメレオン。いろいろ反則なことしてるわりにバカだな。

「きずき。木の枝落ちてないか?」

「うん。太いのが・・・」

「よこせっ!」

まだ後ろでモタモタしていたきずきから木の棒を奪い、針金に全力でブチ当てた。

{なんだとぉ!?オレの難解な謎をすぐに解いてしまうとは!!}

「いや、難解というかその逆な気が。まともに教育受けてなくても解けるぞ。」

{くそぉ!今回は負けといてやる!次は負けぬぞ!覚えておけ!!}

そういってカメレオンは逃げていった。

ってか、おまえとなんか一生会うもんか。死んでも会わねえ!!

ってぇ!ユリとらんの居場所教えろぉぉ!!


その後、一応ユリとらんは見つかり、こうきとルキトも元に戻ったが・・・

あのコウモリやらカメレオンやらって、夢だったのか・・・?

そうじゃないとしたら、何だったんだ・・・?



木で針金が切れるわけがないとか、こうきの分は切ってないの?とかいっちゃダメです。

だって、そんなこと言ってたらただでさえ長いのがもっと長くなるし。