たまに、転校生なのに学校についてすごい詳しい子がいます。あとから聞いた話だと、
「あの子はこの学校に友達が2、3人いたんだって。」
だからいろいろ教えてもらったんだと。あと、わたしが無知すぎるだけだと。
{こうき}
そんなこんなで、とりあえず各自の教室に分かれた。といっても、オレときずき、ルキトとユリは同じクラス。
「ハイ、じゃあ全員集まりましたか?」
「はいっ!!」
日直の穂雪 ミヤが先生に返事する。
「では、転校生を紹介したいと思います。」
え?転校生?聞いてねーぞ。名前覚えるのめんどくせ。女だったら覚えねーけど。
「連れてくるので、待っててください。」
先生はドアに手をかけて、もういちど振り向き
「静かにね!」
と、念をおしてからでていった。その瞬間、
「ギャハハハハっ!こんなクソボロ学校に転校してくるバカがまだいたのか!?」
「でも、好きで来たわけじゃないでしょう?かわいそう。」
「ハハハハハハハっ!」
「オイ、そんなに言わなくてm「こうきは黙ってろ!」」
ッチ、またケウかよ。
橋草 ケウはオレの机に汚い上靴でのったあと、ポケットに入っていたらしい菓子のゴミを頭にたたきつけた。
「ちょっと、橋草!やめなさいよ!」
「きゃあーー!」
「尾谷ーー!てめえ!」
「ちょっと!机の上乗らないで!」
「言差!大丈夫か!?」
言差・・・きずきか?
見ると、きずきはひざにケウの筆箱を投げつけられ、クズっている・・・そのとき、
「しーずーかーにぃーしなさあああいっ!!!!!」
先生から新学期そうそうお説教だとさ。
かんじんの転校生は、赤い髪に紫色の瞳。目つきがメチャクチャ悪い女子だった。
「月葉 赤音さんです。では、9班の一番後ろの席に。」
「はい・・・」
静かな声だったが、どっかできいたことが・・・ねえか。
こうきのクラスはいつもこんな感じです。