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これが本場のバスクチーズケーキ!
 
ついに行ってきました!
バスクチーズケーキ発祥の地
スペイン バスク地方 サンセバスティアン
 
◆アーカイブ
→ 1軒目 キャラメル ゴゾテギア
※ビルバオ
 
いやいやいや、、チーズケーキ好きもここまでくると変態レベルだなー。でも、どうしても行きたかった!そう、チーズケーキ好きの皆さんに、本場のバスクチーズケーキという物はどうなのか?この目で、この足で、この好奇心で...それが遂に叶った!今年6月の「本場ニューヨークチーズケーキ遠征」につづいて、僕のチーズケーキロードは日本を飛び出して世界へ!
 
今回はサンセバスティアンへ行く為に、フランス「パリ」、そしてサンセバスティアンの隣街「ビルバオ」を経由(日本からサンセバスティアンへの飛行機の直行便がない為)...して行ったので、そこで食べたチーズケーキもあわせてレポートしますね!
~と、ここまでは前回と同じくだり。。
 
さぁ!いよいよサンセバスティアンだ!
まずここに行かねばこの旅は始まらない!
 
 
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2軒目 La Viña
ラ・ヴィーニャ
 
このお店へ訪れるのが今回の旅の目的...日本で初めてバスクチーズケーキを食べた時「なんじゃこりゃ?!」と、驚きや感動で目を見開いた事が記憶に新しい。このお店で作られているチーズケーキが誰にどうやって日本に持ち運ばれたのか?は、諸説あるのでここでは伏せるが、ひとつ言えるのはこのお店のスペシャリテである「Tarta de queso(トルタ デ ケソ)」 ~ ※実はバスクチーズケーキという名ではない... Tarta de queso(トルタ デ ケソ)とは?スペイン語で「チーズケーキ」という意味。そう、ここでは自家製のチーズケーキを、普通に「チーズケーキ」というメニュー名で売っているのだ。これにインパクトをつける為、日本ではどこぞやの店が「バスクチーズケーキ」という名で販売したのが始まり...という事が判明。(や、知ってたけど...)
 
では、行ってみよう!感動の瞬間を。。
 
 
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Tarta de queso
トルタ デ ケソ
 
ちなみに、このお店の公式サイトではバスクチーズケーキ(Tarta de queso)のレシピを公表している。なので、日本のバスクチーズケーキ専門店などで「当店だけがレシピを教わった...」などという類のキャッチコピーは過大な表現なのである。例えば酔った勢いで、このお店(La Viña)のオーナーに、「Tarta de queso のレシピを教えてくれ!」と言えば、気兼ねなく教えてくれるそうだ。なので、レシピの免許皆伝も、権利の譲渡も、実際には存在しないのです・・・・・はい。という雑談はさて置き...
 
 
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次から次へと焼きあがる「Tarta de queso」
 
店内へ入るとカウンターに料理が並べられたバルスペースに人がびっしり!中には日本人観光客もいた。このチーズケーキを食べようと世界中から人が押し寄せているそうだ。今回、このTarta de quesoを最大の目的にしていた為、売り切れてました!今日は焼いてません!などの失態が許されない為、現地の知り合い(いるのかよ!w)にお願いして、バルの奥のレストランを予約(バルとは料理もお酒も金額も違う。)してもらい、確実に食べたいTarta de quesoを予約しておいてもらった。
 
 
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チーズケーキのポーズをする某日本男児
 
もっとも、そんな心配はなく、店内の棚に焼き上がったTarta de quesoが次から次へと並べられていた。(来る客の大半がTarta de quesoを頼む為、売り切らさない様に厨房では常にケーキを焼いているそうだ。)しかし、、なんて幸せな光景なんだろう...
 
 
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La Viña(ラ・ヴィーニャ)はお肉も評判よし!
 
 
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バルスペースにあったイワシの酢漬け
 
さぁ!いざ、レストランスペースへ...
バルの奥に30席ほどのテーブルがあり、そこは予約可能。
※バルは立食ですが、レストランへのメニューの持ち込みは×。
 
 
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バスク名物「チャコリ(微発砲の白ワイン)」で乾杯!
 
今回はチーズケーキだけではなく、このお店の料理やサービスも体験したかったので、前菜からデザートまでフルコース!サンセバスチャン自慢の魚介料理を中心に、ワインとのマリアージュを大いに堪能した。(日本人観光客はチーズケーキしか食べない人がほとんだそう。それは切ない事なので...)もう最高!特に海老のビスクスープ、牛ヒレ肉のステーキなどがとんでもなく美味しかった!
 
 
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海老のビスクスープ
もうね、、美味しすぎて桶で飲みたい!
 
 
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フィレ肉のステーキ
柔らかい赤身がとってもジュースィ♪
 
 
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そしてデザートにバスクチーズケーキ(Tarta de queso)!
 
本来、このサイズのカットを2個お皿に乗せて戴くそうなのだが、ちょっと腹パンで...(何してんねん!)、1カットを堪能。それでも大きい!ちなみに、サービスの女性がチーズケーキのカットをしくったのか、こんなぐっちゃぐちゃになっていて悲しかった...それ程繊細なのねorz でもホールのキレイな写真と、このチーズケーキの中心のレア感を収められたのでよかった。見ての通り、とろっとろ♪
 
 
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そ日に焼いた物をカットしサーブするスタイル
 
~まだ生地が固まりきっていない(つながっていない)状態で出しているという事。これぞレストランのデザート的な?もちろんテイクアウトも可能。聞く話によると、地元の人は持ち帰って、冷蔵庫で一日置いて、半レア状態で食べる人も多いという。。それと、日本での少し違った認識でもあるが、それほど表面と側面は焦げていなかった!大量に焼くので個体差はあったモノの、ほとんどが程よいこんがり感で、これにより中心がよりとろっとろなんだろうなと感じた。もちろん人の手で作る物だから個体差は大いにある。
 
 
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焦げ目が少ない物
 
 
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焦げ目が多い物
 
回りが焦げているから中心がレア...というのがそもそも違う。このクリームチーズやカマンベールの中心の「まるでチーズを食べている?」様な感じは賛否両論あるそうだが、自分は直球ど真ん中に美味しい!と感じた。なにより、クリームチーズの含有率が大半なので、本気でチーズのケーキを食べているんだ!と思える潔さが良い。これ、粉ってほとんど入っていないんだろうな...それと、日本で売っている物はテイクアウト用が多いので、前述のとおり、焼いたケーキを一晩寝かせて(冷やし固めて)提供される為、ここまでのレア感はない。そういう意味で、日本においてもテイクアウト専門店よりもスペインバルで食べるバスクチーズケーキの方が本場と近い物が楽しめると思う。
 
 
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りんごのお酒「シードル」
 
サンセバスティアンでバル巡りをするのにこのふたつのお酒は切っても切り離せない!どのお店にいっても必ずあるし、最初の1杯目をこのどちらかにする常連客がほとんどだからだ。日本で言う「とりあえず生」みたいな事で、チャコリがばんばん出ていた。そして更に、バスクチーズケーキ(Tarta de queso)は、コーヒーではなく、このチャコリやシードルと共に楽しむスイーツなのだそうである。この最高のマリアージュを存分に楽しみました。それにしても、なんて幸せ気分なんだろう...
 
 
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興奮が止まらない人w 何枚写真撮ったことか?
 
 
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やっぱ地元の人はバルが似合うなぁ...
 
この日はLa Viñaでのチーズケーキとディナーを目的にしていたので、バル巡りは2日目から楽しむ事に。とにかく活気のある街、そしてすれ違う人の楽しそうな姿、これぞ「世界の美食家が集まる街」そう呼ばれる所以でしょう。
 
 
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クリスマスシーズンのサンセバスティアンの街並み
 
さぁ!まだまだチーズケーキ欲は止まらない!
引き続き、バル&チーズケーキ巡りへGO♪
 
~バスクチーズケーキ発祥の地、スペイン バスク地方 サンセバスチャンの旅...パート3につづく!
 

 

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