ひとつ前の記事の続きです。




私、ずっと女性が苦手でした。

女性って醜い感情を持った生き物だと思っていたし、いつも怖かったです。

順位付けがスタンダードな世界を散々見て来たからこそ、見下されることも、おだてられることも、上から来られることも下手(したて)に出られることも、恐怖でした。



だから自分がそんな醜い生き物である女性だということも、本当に嫌でした。

心の底で、女性である自分を否定する気持ちがずっとずっとありました。




でも、分かりました。

私が嫌いだったのは女性ではなかったんです。


私が嫌悪していたのは、
オス化した女性と、
(自分を含む)オス化した女性のいる社会でした。

※ヒゲが生えてる女とか、ボーイッシュな女という意味じゃないですよ。見た目ではなく内面の話です。




私ね、今まで悲しいことやつらいこと、腹がたつことや苦しいことがあるといつも、「優しい気持ちで生きていたい」って言葉が、心の奥から沸いてきました。

思う、というより、沸いてくるんです。
涙みたいに、沸いてくるんです。



「優しい気持ちで生きていたい」

でも、生きれない。


「優しい気持ちで」って思いながらも、
人を順位付けして、勝手に勝ったり負けたりして、
気に入らなければ悪口を言い、テレビを見てはディスって、
自分の正当化のために誰かを否定して、
劣等感と優越感にとらわれて、
勝ってないと不安、負けることが恐怖、
人と比べて、自分を責めて、
どんどん苦しくなって生きづらくなる。


全然優しい気持ちじゃない。



もうそれが、苦しくて苦しくて仕方なかった。

ほんとうに苦しかった。





学生の頃から怖くて学校に行けなくなったりすることが何度もあったし、
仕事も辛すぎて行けなくなったり、
心療内科に通ったり、
外を歩くことすら怖くなったり、
友達にも怖くて会えなくなったり、
なんでこんなに生きづらいんだろう、どうしてこんなに怖いんだろう?ってずっと思ってました。




その答えが、やっと見つかりました。



「優しい気持ちで生きていたい」っていう、私の沸き上がってくる思いは、女性なら必ずみんな持ってるものだったんです。


そして私は人一倍その感覚が強かったから、どうしても「勝ち負け世界」で上手く生きれなかった。

私もオス化してたけど、みんなほどオス化した女性の社会に馴染めなかったんです。



別に、オス化社会で馴染んでる女性をディスってるわけじゃないですよ。
私は感覚が鋭いからすごいでしょ?とかそういう話じゃないです。(そう思う人は完全に勝ち負け世界に浸かってます)




私はこれからは「魂レベルで対等な世界」で生きたいし、世界中の女性がこの「魂レベルで対等な世界」で生きれるようになって欲しいです。

全員です。
一人も残らずです。



この世界で生きることがどんなに幸せかは、さきこさんがブログにたくさん書いてくださっています。



私が30年間ずっとずっと苦しんできたことの答えを、やっと見つけてくださったさきこさん。

本当に本当に大好きな、私の一番の憧れの女性です。





さきこさんを知ったのは1年くらい前なんですが、いくつか記事を見ただけでさきこさんの書くブログに惹かれて、一気に過去まで遡って全部読みました。


同じ頃にさきこさんのお友達のSAORIYAMAMURAさんという方のブログも読み出したんですが、この方のブログもものすごく惹かれてずっと読んでいました。


お二人ともたくさん文章を書かれる上になかなか難しいので、私には一度で理解できないものも多く、そういう時は何度も読んでノートに書き写したりまとめたりしてまで自分に落とし込もうと必死でした。


そこまでしてブログを読んだことはなかったんですが、今思えば私の感覚はちゃんと分かってたんですね。


お二人の生き方が、私の「優しい気持ちで生きていたい」っていう願いの先にある生き方なんだって。

それこそ、私の魂がそれを知ってて望んだから、こんなに惹かれて必死に理解しようとしてたんだと思います。





そうは言いつつも、私はまだ「勝ち負け世界」から完全には抜けれてないです。

まだ、引きずられます。怖いです。

でも、絶対抜けます。



昨日の記事に自分の仕事について書きましたが、あれだって「勝ち負け世界」にいたからこそ軸がブレてしまったんです。

他の人と、私はずっと競っていました。
だから、負けることが怖くて、仕事が辛くなり苦しくなり、勝つために焦って、「好き」ではないことに目が向いて、がめつさが前面にでてしまいました。


もうそんな他人軸に振り回されて苦しくなる生き方はやめます。


そして、そんな自分の経験を全てシェアしていきます。

もちろん、分かち合いたいから。
全ての女性の繁栄に繋げたいからです。







最後に、さきこさんのブログのリブログをまた貼っておきますね。



長々と2つの記事に渡って書きましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました