「この恋は初めてだから」見ました!! | applejamな休日

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"이번 생은 처음이라"  2017.10.9~11.28 全16話 韓国tvN  韓国公式サイト

 

 

 

 

 

 

原題は「この人生は初めてだから」って、

ちょっと哲学的なタイトルなのに、

あっさり、世俗的にしてしまった邦題…

 

で、

イ・ミンギ君、私の好みじゃないし、

あまり期待もせずに見始めたんですが、

いやーー、よかったよ、面白かったよ~~

 

 

 

ドラマ作家志望のユン・ジホ(チョン・ソミン)は、

同居していた弟が学生結婚したため、

住んでいた部屋を出ていくはめになる。

 

収入に見合った安い部屋を探すジホは、

友人から紹介されてマンションの一室を間借りする。

 

IT企業で働くナム・セヒ(イ・ミンギ)は長期ローンで買ったマンションと

ペットの猫にしか興味のない非婚主義者。

セヒはローン返済に充てる収入を得るために、

マンションの一室を貸し出していたが、なかなか適当な賃借人が見つからない。

 

たまたま同じ店で飲み会をしていたジホとセヒは、

同じサッカーファンとして意気投合する。

飲み会からの帰り、失恋したジホはセヒに慰められ、

通りすがりの相手だからと、彼にキスしてしまう。

 

ところが、大家が女性だと思い込んでいたジホは、

相手がセヒだと知って大慌て。

新しい賃借人が男性だと思いこんでいたセヒも驚く。

 

ジホはセヒの部屋を出ていくことにするが、

ジホが理想的な賃借人であると分析したセヒは彼女を引き留める。

合理的な提案だと承諾するジホ。

 

そして、男女が同じ部屋に住むことを周囲に納得させるため

二人が考え出した方法は、契約結婚だった…

 

 

 

韓国放送当時、

日本のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の盗作ではないかと騒がれた本作。

 

「逃げ恥」、私も面白く見ましたよ。

確かに設定は似ている。

 

高学歴にもかかわらず定職を持たず、お金に困っているヒロイン。

IT企業勤務、人づきあいが苦手で、合理性を尊重する男主人公。

二人の利害が一致する方法としての契約結婚。

そして、利害関係から始まった関係が恋に発展していく。

 

ここまでは全く同じです。

多分その辺の設定は「盗んだ」んでしょう、実際のところ。

 

でも、設定は似ていても、

いや、むしろ似すぎているからこそ、

二つのドラマが全く違うものだと感じます。

 

この違いは何なんだろう?

 

「逃げ恥」が恋愛という最も感情的なものを描きながら、

経済性とか効率とか、感情から最も遠いところを並行して描いていたのに対して、

「この恋」は経済性とか契約とか言いつつも、

それはあくまで入り口に過ぎず、

実際のメインは恋愛、いやもっと、親子関係が重点的に描かれていた?

韓国ならではの「情」の部分がメインだったと思うのです。

 

だから、

「逃げ恥」見たときは、非常に新しいものを見たという気がしたのに、

「この恋」見ても、そういう感じはなくて、

よくある「契約結婚」「契約恋愛」のパターンの一つとしてとらえた。

新しさよりも、むしろ懐かしさを感じた。

 

それでもよくあるパターンのドラマにならなかったのは、

まず、役者たちがよかった。

 

ユン・ジホ役のチョン・ソミン。

 

 

 

彼女の出てるドラマは「赤と黒」「ピッグマン」しか見てなくて、

そのどちらも財閥令嬢で、

ちょっとわがままな性格の役だったので、

そういうイメージしかなかったんだけど、

今回のジホは正反対。

素直で純情なキャラで、好感持てました。

表情も穏やかでかわいい感じが、とてもよかった。

好きな女優さんになりました。

 

 

 

ナム・セヒ役のイ・ミンギ。

 

彼、本格的なドラマ出演は10年ぶりということで、

当然、私、彼のドラマも、ちょこっと出演した「美男(イケメン)バンド」しか見たことなくて。

 

彼に対する予備知識が全然ないので、

先入観なしに見られて、よかったです。

今回のセヒは、かなり癖の強いキャラだったけど、

わざとらしくなくって、自然に感じられた。

 

 

 

そして、彼女たちの友人カップルの設定もよかったです。

 

 

交際7年、同棲5年のヤン・ホラン(キム・ガウン)とシム・ウォンソク(キム・ミンソク)。

早く結婚したいホランと、

結婚なんてまだまだと思っているウォンソクのすれ違いが描かれて、

後半、この二人別れちゃうの?って、メイン二人より気になった。

 

 

 

 

 

バリバリのキャリアウーマンのウ・スジ(イ・ソム)と

マイペースで調子のいいマ・サング(パク・ビョンウン)。

スジは男社会で悔しい思いをしている女性社員の代表。

セクハラにも負けずけなげに頑張ってるけど、どこかで弱音を吐きたい。

素直になれない彼女をゆったりと包んであげるサングが、

途中から、めっちゃかっこよく見えたよね。

 

 

 

サング役のパク・ビョンウン氏、

「推理の女王」で初めて(多分)見てから、

「ミストレス」そしてこのドラマと、けっこう見かけるようになった~

やはり、私が予想したとおり、

「推理の女王」でブレイク?

しかも、それぞれ全く違う雰囲気の役柄で、

見た目は全く一緒なのに、同じ役者さんだとなかなか気づかなかった~!!

芸達者~~!!

 

 

 

そして、芸達者と言えばこの人も!!

Apinkのユン・ボミちゃんが、

役名そのままユン・ボミでセヒの同僚として出演してます。

彼女もなかなか個性的な役柄で、

アイドルらしからぬキャラをいきいきと演じてましたよ。

知らない人は、彼女がアイドルって気づかないんじゃ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、その他の登場人物はこちら↓

ただし、これから見る方にはお勧めできない、

ネタばれありまくりな人物相関図となっております。

 

 

 

 

 

 

 

公式サイトからお借りしました。

 

 

 

 

 

他にも気になった登場人物として、

ジホが補助作家を務めるドラマの中の登場人物として

ユン・ドゥジュン君と、

 

ユン・ソヒちゃん。

この劇中劇、

韓国ドラマの間接広告の裏側を鋭くえぐった自虐ネタとなっていて、笑えます!!

 

 

 

 

 

そして、ジホがアシスタントを務めるドラマ作家にはファン・ソクチョン氏。

あれ?なんか、同じような設定を、どこかで見たことあったような…

はい、彼女、「愛の温度」でも、ヒロインの師事するドラマ作家を演じてましたね~

二つのドラマ、韓国での放送時期も近くて、

放送当時は、話題になったようですよ。

 

そして、この作家さんが、ファン・セヒという役名だったんですね~

今まで知らなかったよ~

 

だいたい、韓国の人名って、

男性なのか、女性なのか、よくわからなくって…

もともと、男女を問わず付けられる名前も多いですよね?

 

一般的に、「セヒ」は女性的な名前、

「ジホ」は男性的な名前ということらしいですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予告トレーラーも、ネタバレしまくりなので、

公式サイトで、公開されている第1話を貼っておきます。

ドゥジュン君とソヒちゃんの笑える熱演も見られます。

 

【第1話 特別公開!】「この恋は初めてだから ~Because This is My First Life」

 

 

 

 

 

そして、ジホの故郷、南海(남해)でのロマンチックなキスシーンも貼っておきます。

 

 

Because This Is My First Life 이민기! 키스는 이렇게 하는 겁니다♥ (뽀뽀 시정 중+키스 더 알래요♥) 171113 EP.11

 

 

 

 

 

韓国の独特の風習「チェサ(제사・法事)」や

「キムジャン(김장・キムチづくり)」のシーンも出てきて、

なかなか興味深い。

 

とにかく、おススメのドラマです。