ハードアスペクトと自己否定 | 夢みるホロスコープ

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スピリチュアルに偏らない現実的な感覚を大切にして、あなたが自分の可能性を発見し、よりよく生きるためのお手伝いをさせていただきます。

今回は、ハードアスペクトのお話です。

 

アスペクトについておさらいしてみますね。

アスペクトとは、天体同士の特定の角度のことで、アスペクトを形成すると、天体と天体の間でエネルギーの通り道ができます。

そして、アスペクトの種類や天体によってエネルギーの働き方は異なります。

 

主要なアスペクトは、以下のように分類されます。

星ニュートラル(強力)

コンジャンクション(0度)

星ハードアスペクト(不安定・困難)

スクエア(90度)、オポジション(180度)、クインカンクス(150度)

星ソフトアスペクト(安定・容易)

トライン(120度)、セクスタイル(60度)

 

西洋占星術を少しでも知っている人であれば、ハードアスペクトって不幸そうでいやだ・・・って思いますよね汗うさぎ

でも出生図のハードアスペクトは不幸とは読みません。あくまで不安定とか、苦労するという読み方になります。

 

「苦労」でもいやだショボーンって思うかもしれませんが(笑)ハードアスペクトは、その人の人生の課題のようなもので、うまく付き合ったり、乗り越えたりしなくてはならないものなんですね。

そして大抵の場合、そのアスペクトの表すことで苦労したり、トラブルになったりするので、本人が問題点を自覚し、それを改善しようとします。

 

逆に、ソフトアスペクトの場合はトラブルがなかなか起きないので、改善しなくてはいけないことがあっても、本人が相当意識しないと自分を変えることは難しいです。

 

もしかすると、ハードアスペクトが多い人は、「自分はダメだ、自己肯定感が低い」って思うことが多いかもしれません。確かに自分を肯定できることは素晴らしいことです。でも、自分をいったん否定し、改善するために努力することも別に間違ったことではありません。

 

本当は改めなくてはいけない何かがあるのに、それに気付けないことの方が問題なので、「自分は自己否定しがち」って落ち込むことはないと思いますよ。もちろん程度にもよりますが。

 

ハードアスペクトが多い人は、努力して大きなものをつかむ可能性がある人でもあります。ネガティブな感情も成長の糧にしていきましょうにっこり

 

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