アセンダントにきらめくライジングスター | 夢みるホロスコープ

夢みるホロスコープ

西洋占星術は、決められた人生のシナリオを占うものではなく、ツールとして活用するものです。現実的な感覚を大切にして、あなたが自分の可能性を発見し、よりよく生きるためのお手伝いをさせていただきます。 ネットショップ https://sweetbergamot.stores.jp

アセンダントとは、第1ハウスのカスプのことで、その人の「第一印象」、「雰囲気」、「生まれた時の環境」、「生まれながらの体質」を表します。

 

アセンダントはよく「見た目」と言われますが、「中身はアセンダントと全然別物」というわけではなく、「生まれ持った性質」という意味もあります。

 

アセンダントについては、よく「アセンダントのサインでその人の雰囲気を占う!」というものがありますね。

アセンダントが牡羊座だと元気で明るい第一印象になるとか、そういうやつです。

そこそこ当たるものですが、あまり実感がない方もいるかもしれません。

 

なぜかというと、アセンダントにライジングスター星があると、サインよりもそちらのイメージの方が強く出てくるからです。

ライジングスターとは、アセンダントの上5度、下10度の範囲に入っている(諸説あります。)天体のことで、ライジングスターがあると、その天体の印象を大変強烈に周囲に振りまくことになります。

 

私の友達で、太陽と火星をライジングスターに持っている人がいるのですが、とにかく華やかでエネルギッシュですよ。深く付き合うと繊細で几帳面なところもあったりするのですが、ライジングスターの持つ明るいイメージが前面に出てきます。

 

冥王星や土星などのマレフィックをライジングスターとして持っていても、別に不幸というわけではなく、大物感があったり、落ち着いたイメージだったりする方が多いですね。

 

ライジングスターは誰もが持っている、というわけではなく、持っていない人の方が多いです。(私もないですよ~。)

だからこそ、ライジングスターを持っている人は自分の第一印象を自覚すると、アドバンテージになると思いますキラキラ

 

ちなみに、MC近くの天体は、カルミネート天体と言って、第一印象はその天体のように見えなくても、最終的にはその天体の性質が出てきます。

長く付き合ってその人の印象がどうなるか、どういう人として認識されるかは、カルミネート天体が示しますので、そちらも大変大きな影響を与える天体です。