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書きたいことを書くだけさ

自分の興味の趣くままに、文字を紡ぎ出す時には作曲した曲を貼り付けたりもします。

夏になると、なぜかノリのいい楽曲が聴きたくなる——それは人間の本能なのかもしれません。今年もその文化は健在で、なにわ男子が6月1日に「ギラギラサマー」を配信リリースしました。CDが売れにくくなった今でも、「夏歌」は季節の風物詩として根強くリリースされ続けています。
そんな中、ふと「歴代で一番売れた夏歌は何だろう?」という疑問が湧き、調べてみました。

第1位:AKB48「真夏のSounds good!」
- 発売年:2012年
- 売上枚数:約182万枚
この曲は、まさに「売るための仕掛け」が詰まった一枚でした。タイプ別にCDを複数展開し、CDにより異なるカップリング曲や総選挙用のプロフィール映像など、ファン心理を巧みに突いた販売戦略が功を奏しました。CDが売れない時代にこれだけの数字を叩き出したのは、秋元康のプロデュース力の勝利とも言えるでしょう。
ただし、売上の多くは“その場限り”の消費であり、音楽そのものの評価とは別軸で語られるべきかもしれません。ある意味、CDというメディアの限界を逆手に取った象徴的な一曲です。

第2位:松任谷由実「真夏の夜の夢」
- 発売年:1993年
- 売上枚数:約143万枚
ドラマ主題歌としてのタイアップ効果もあり、当時大ヒットを記録。ギターソロのカッコよさとその前に入っていたオーケストラヒットが印象的で、今でも語り継がれる名曲です。松任谷由実といえば冬のイメージが強いですが、実はこの曲が彼女のシングル売上歴代1位というのは意外な事実でした。

🥉 第3位:class「夏の日の1993」
- 発売年:1993年
- 売上枚数:約115万枚
テレビ朝日の番組テーマソングやセゾンカードのCMソングとしても知られていますが、最大のヒット要因は“有線放送”。リクエストが殺到し、長期間にわたって流れ続けたことで、じわじわと人気が広がりました。歌詞は1993年の夏に街で見かけた女性に一目惚れするというシンプルな内容ですが、やはり「曲が良ければ流行る」という好例です。

イメージと現実のギャップ
夏歌といえばTUBEやサザンオールスターズが定番という印象がありますが、実際の売上ランキングでは意外にも彼らの名前は上位に登場しません。あくまで“イメージ”と“実績”は別物ということですね。

今後は「売上」から「再生数」へ
今後、AKB48の記録を超える「夏歌」が登場する可能性は極めて低いでしょう。CDという物理メディアの時代は終わり、これからは配信ダウンロード数やストリーミング再生回数が新たな指標となっていきます。
それでも、夏になると自然とアップテンポな曲が聴きたくなる——そんな感覚は、これからも変わらないのかもしれません。