最近、いっそう、思うのです。
「お茶」という商品は、
一見、とても地味ですよね?
紅茶でも、ウーロン茶でも、
まあ、見た目はほとんど茶色で、
日本茶とかは、グリーンですが、
いずれにしても、「可愛らしい色」とかではなく。
パッと見て、
「うわあ、美味しそう!」
とか
「可愛い〜!」
とか
まず、言ってもらえません・・・。
こんな風に、ちょっと可愛い小物を添えなければ、
写真映えなど、到底しないでしょう・・・
どんなに、超高級で超絶・美味しいお茶であっても、
ただのガラスコップに入れたお茶だったら、
見向きもされません・・・
これまで、
たくさんのフード関係、つまり、パティシエさんや料理人さん、教室の先生と
関わってきました。
そういった食に意識の高いプロの方が、
いっぱいレッスンに来てくださって、
ときに、コラボレーション・レッスンもして来ました。
フードの持つ訴求力は、ホントに大きい!
わたしも、
とっくに気がついています。
「食べ物ありきのお茶」だってこと。
わたしは、「茶」を扱う立場上、
ホントの本音は、
「飛び上がるくらい、
美味しいっていうお茶を、
い〜っぱい飲んでもらいたい!」
だから、生徒さんたちに、
とにかく、お茶をどんどん飲んでもらって、
「おいしいですね〜え❤️」
って、言ってもらえるのが、
イチバン幸せ❤️
だけれど、
多数決を取ったら・・・
みんな、どっちかっていうと、
食べ物の方に惹かれるんです。
(↑紅茶研究家・磯淵先生のお店の看板商品・ワッフル!)
前置きが長くなりましたが・・・
そろそろ、
「ガレット・デ・ロワ」が、終了するメゾンも出てきたようですね。。。
今年は、まだ3メゾンしか回れていないわたしですが、
とりあえず、あと2メゾンの予約を入れています!
ふふふ。
今のところ、暫定一位は、 ⬆️
<広尾のJouvaud>
レッスンで、頻繁に利用しているメゾンだけあって、
ここは大丈夫だろうと、疑っていなかったけれど。
生地には、きちんと惜しみなく、バターが使われ、
層もしっかりと畳まれ、
しっとりとしたアーモンドクリームには、洋酒がオールドファッションな香り。
やっぱり、「気」の入った、仕事ぶりを感じました!!
いやはや、あっぱれ!
お菓子を作られる方は、よおくわかると思いますが、
折り込みパイ生地って、とてもパティスリーの実力が試されるのだとか。
❤️今日のマリアージュは❤️
セイロン紅茶専門店ミツティー MitsuTea さんの
<ルフナ・スドゥエリポタヘナ>
ルフナのボディーの強い茶水が、
バターやアーモンドのオイリーさを、しっかりと取り去り、
でも、最後に、ほんわかと甘さを残し
どちらもが高め合う、最高のマリアージュでした!
一緒に摂ると、どちらもが、さらに美味しくなって、
絶対、おトク🉐 だなって、痛感します。
これぞ。マリアージュ!
パティシエのみなさん、
どうぞ、お茶まで、抜かりなく、しっかりとこだわってくださいね^^