ペルーの旅レポはいったいどうなったんだ?!
という声が聞こえてきそうです。
途中でストップしてしまいました。
なぜならば大量の写真をピックアップするのが面倒になったからです。
やっとこさ、始めます。
とうとうマチュピチュへ行く当日になりました。
「女性1人で大丈夫ですか?現地人のアテンドをつけましょうか?」
と心配されたんですが。。
とにかく自分のペースで旅がしたかったので遠慮しておきました。
マチュピチュに行くには。。
まず、リマからクスコまで飛行機で1時間くらい。(私はLATAM航空)
そして標高の高いクスコを避けるため(高山病の心配)、ウルバンバのホテル・タンボデルインカに1泊。
(タンボデルインカ・ラグジュアリーコレクションの宿泊レポはこれまだ終わってないのですが(こちら) 。)
1泊して体を整えてから、翌日にマチュピチュに向けて電車で出発、という感じです。そのタンボデルインカ(ホテル)には、なんとマチュピチュ行きの電車の駅があって非常に便利。
・・・なのですが、私が乗りたい早朝の時間帯の電車がなかった。。
なので、オリャンタイタンボという駅を目指して車を走らせました。(車はホテルでお願いした)
ホテルを朝5時頃出発。
車で30分、くらーい道をひたすら走りました。
ウルバンバ駅の周辺は、カフェ、ショップ、土産屋などで早朝から賑わっています。
マチュピチュ行きの乗客が沢山利用するんですね。
朝早いのでホテルの朝食にありつけていません。
私も、豪華で無料の朝食があったのにそれをキャンセルせざるを得なかったのが非常に残念です。
なんせ、マチュピチュに行くには朝早くがいいんです。
マチュピチュに行くのは電車(もしくは徒歩)しか方法がありません。
電車は、ペルーレイルとインカレイルという2社が選べます。
で、クスコから乗車するのがポピュラーなのですが、このクスコ発だと混んで席が取りづらいということと、
クスコは標高が高い(高山病の心配)という観点から、オリャンタイタンボ駅発の電車を選ぶ人が増えているとのこと。
6月は冬になったばかりですが、山は寒い。
ウールやアルパカの帽子が売っていてほしくなります。
ユニクロのコンパクトになるダウンジャケットがあると便利っす。
駅は簡易的で、「ここが入り口??」と悩みそうになります。
エントランスに駅スタッフがいてチケットをチェックしています。
チケットは事前に購入がいいです。
全席指定だし、窓際席がいいです。
往路は進行方向左側のほうが景色がよかったです。
ちなみに、大きなスーツケースなどを車内に持ちこむことはできません。
駅のエントランスを通り抜けると、すぐに線路。
線路わきにショップがあります。
電車は直前にならないとはいってきませんので、ショップの中で寒さしのぎをする人多数。
電車の中で食べたくなるようなスナック、軽食。
ちょっとしたパティスリーみたいな。
これも車内でいただくと気分が上がる。
これがプラットホームにあるショップ。
結構おしゃれですよね。
Mayuっていうカフェ。
日本人女性が経営してるのか!!
と思ったんですが、そうじゃないらしい。
(Mayu=川っていう意味)
プラットホーム。
日本のように高さがあるわけではなくてフラット。
砂利でもなくて、ケーブルカーなのか?と思ったくらい。
さて電車が線路に到着。
自分の指定席のある車両で列をつくって並びます。
車掌さんがチェックしています。
ま!!
こんなに素敵なの!
遺跡に行くのに、田舎道から来たものですから、電車もどうせその程度でしょうね、と思っていたので。
そのわりには片道で70ドルくらいしたので、なんでこんなに高いんだ、どうかしてるんじゃないって思っていたところ。
予想外の車内に気分は上がるよ。
ちなみに、列車は3タイプあるようです。
私が乗った電車はペルーレイルの”ビスタドーム”。
これが一番一般的なようです。
これよりアッパーなのは”ハイラムビンガム”という列車で、車内で高級レストランなみの食事がでるとのこと、非常に人気で予約がとりにくいらしいです。
ペルーレイルです。
ちなみにチケットは、クスコの市内でも売ってるし、ネットでも買えます。
私は、ウルバンバで泊まったタンボデルインカにペルーレイルの支店がはいっていたので、そこで購入。
これってペルーなの?ヨーロッパみたいに素敵な車内!
なんてペルーに失礼なことを思ってしまった。
電車は時刻通り発車。
(ただし、走行中に沢山の人が利用するのですぐ行ったほうがいい。)
車内販売もありました。
温かいドリンクが飲めるのはありがたいです。
こちらの写真の男性はたぶんペルーの方だと思いますが、アメリカ人の若い男性もスタッフの中にいて、
その人がいろいろ教えてくれました。
(この途中駅で降車した人達は、ここからマチュピチュ目指して歩いて行く人だよ、とか、右側に座っていた私に左側のほうが景色がいいから移動したらいいですよ、とか。)
そのアメリカ人スタッフの男性、なんと復路の電車でも一緒で、マチュピチュをすっかり堪能してきたその会話で盛り上がる。
ペルーでは車掌さんってこんなにフレンドリーなんですね。
景色が明るくなってきました。
ちなみに、私の隣席は女性で。
偶然にも彼女も1人旅でやってきたアメリカ人女性。
席に座ってすぐに仲良くなって、降りるまでひたすら喋ってた、明るい人。
ちなみに、朝3時起きだったらしく、メイクしなくちゃって大きなメイク道具を広げて化粧してました。
化粧はいいんだけれど、その重たい荷物をよく持ってきたねとこれまた感心。
彼女はマチュピチュでツアーに参加するとのことでさよならしました。
さて、1時間半乗って、マチュピチュ駅到着。
8時半くらいだったでしょうか。
駅から少し歩いたところにバスが停車していて、それに乗ってマチュピチュ遺跡まで行くんだよ、
と教えてもらったのでその通りに歩いてみる。
あれがそのバスみたい。
なんか箱根に激似じゃないですか。
このマチュピチュ村には温泉があるらしい。
そして、この村の発展に一役買ったのが日本人だという、これまた親近感がわく。
”バスチケット←”という標識みっけ。
ここでチケットを買います。
有人なので、スタッフにバスチケットをくださいと言って買います。
確か往復24ドルくらい。
・・・っていうか、何かにつけてお金がかかるな。。。
バスがさっきより沢山停車しています。
待っている乗客も列をつくっているので、どうしたらいいのか勝手がわからずモタモタしてしまいました。
ここでモタモタしてられないのです。
なぜならば、マチュピチュの入場には時間制限があって、私は9時に入場しなくてはいけないチケットを持っていました。(マチュピチュには細かいルールが沢山あります。)
全然前に進まない列に並びながら、あー、どうしよ。
・・・と途方に暮れて。
近くを通ったスタッフらしき女性に
「どのバスに乗ったらいいんですか。」
と聞いたら、
「マチュピチュ入場のチケットを見せて」
と。チケットを見せたら、
「あら!急がなくちゃ間に合わない!」
と言って、私を最前列に停車していたバスに乗車させてくれました。
ペルー人は本当に親切で、1人で不安になりますが言えば助けてくれるので全然困りませんでした
マチュピチュの遺跡は山の頂上にあります。
なので、バスで山を登っていくのです。
ぐるぐるカーブしながら、まるで日光いろは坂だなと思いながら。
この細い山道を、上りのバスと下りのバスとで走っています。
しかも双方とも結構なスピードで。
運転手さんの華麗なるテクニックにこれまた感心。
景色サイコー!
気温も高くなってきました。
バスに揺られること20分くらい。
マチュピチュ遺跡の入り口に到着しました。
バス乗車口からの標高は400m。
やっと着いたー!
なんせ、リマからここまで2日がかりです。
まもなく遺跡が見られるんだと思うと、ワクワクするー。
っていうことで続きはまた後日。