(出典元:読売新聞)
きまぐれにネタにしている、読売新聞の「人生案内」。
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ご相談内容は・・
「50代の接客業の女性の悩み。40~60代の男性が急に怒り出すのが怖い。
理不尽なことで怒鳴られ、怖くて下をむいて謝ると『相手の顔をみてちゃんと謝れ』と言う。
女性や若い男性、高齢者とは落ち着いて話ができるので怒られません」。
そして今日の人生ご回答者は、個人的には頼りにならない回答者だと思っている出久根先生です。
すっとぼけているところが好きなことも否めません。
が、今回の回答は普通にまとまりすぎていているので先生の回答は略します。
で、私の回答ですが、
「自分が怖いと思う年代の男性が自分に近づいてきたら逃げる」。
仕事だと言えども自分が怖いと思う相手にわざわざ立ち向かう必要があるでしょうか?
相談者の方は、理不尽に怒鳴られると泣いてしまうほどの性格ですから、「慣れ」とか
そういうカンタンな問題ではないと思うんです。
逆に、こういう理不尽な人には得意な女性もいるもんです。
そういう人を見つけて「○○さ~ん、ちょっと助けてください、きっと私ムリ!」
って助け舟をだしてもいいのではないでしょうか。
周囲に「自分はこういうことがあって、この年代の男性は苦手意識がある」
と伝えればいいかもなと思いますけど。
実は私も同様のことを思っています。
私の場合は50代~60代の男性。
仕事で関わりのある人達は全くそう思っていません。社会でよく見かける人たちです。
やたら怒りっぽくて、くどい。
この年代の男性は、よく言えば「武士」っぽい。
年功序列が正しく、会社では徹底したイエスマンであれ。
曲がったことが大嫌いで正義感が強い。
こんな感じ。
よいことなんだけど、それは自分の中のスピリットとしてやってほしい。
周囲にも強要するからややこしい。
がしかし、武士道を貫いているオッサン達は実はさびしんぼなわけですよ。
家に帰れば母ちゃんは怖い。家族からは「クサイ」扱い。
自分の武士道を家族にご披露できない。
だから全く関係ない接客業の女性に「けしからん!なぜ下をむいて謝るのか!」
なんて言い始める。
愛してほしいんです。さびしいんです。
でも、それを言ってしまうと武士の俺が泣く。
誰かわかってくれー!
そう思うと、奴らも「意外にかわいそうな人生なんだな」と思えることができる。
だから、まぁ親身に聞いてあげれば、「いいヤツだな」って思われるかもしれない。
まぁ、戯言なんて右から左にスルーでとりあえず「大変申し訳ございませんでした」と
丁寧に謝っておけばこの手の男性っていうのはそれ以上言わないと思うんですが。
以上。