私の感じるギフテッドと発達障害の違い | 一歩一歩進んでいこう~ギフテッドかもしれない

一歩一歩進んでいこう~ギフテッドかもしれない

ハイパーレクシアⅢ型、集中力が凄く一筋縄ではいかない息子を蘭を育てるように育てていきたい。

ABAなど療育に助けられながら毎日頑張っています。



※今日書いている内容は専門家ではないド素人の考えです。



    

小1高IQ男児リュウを育てています




ギフテット児が大変なのは


このピラミッドが大きすぎることなんじゃないかなーとふと考えました。







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ギフテッドと言われる子達は一般的に言葉の発達が早いため、幼少期に発達の悩みとしてピックアップされにくいのも親が悩まされる点かと思います。


リュウはというと、小さい頃から読む方は達者でしたが、とにかく意思疎通ができませんでした。


年少の頃には漢字の絵本をスラスラ音読してましたし、アニメは一話全て丸暗記、数字を並べて書いたりしていました。自由帳には数字がびっしり並んでました。

それでも言葉を意味のある音と認識していなかったと思います。

今思うと、人の声もテレビも音も生活音も文字も全て、ただの意味のない音という認識だったのかもしれません


言葉が通じず、眠らず、癇癪、自傷、酷い感覚過敏のオンパレードだったリュウは


一歳終わり頃から療育の世界にズッポリ入っていました。
 


療育初期時代は
 

リュウに目を見て「おかあさん」って言ってほしい。

りんごをりんごと言ってほしい

いつか言ってもらえるんだろうかと思っていたので


いまリュウが抗議してこようと、いまだに「喋ってて可愛い❣️」とハードルが低く思える。


言葉を獲得するごとに息子はIQが上がったので、少し特殊な例だとは思いますが


息子はハイパーレクシアⅢ型だったのだと思います。


そんな我が家が経験した発達障害とギフテッドの差というのは


ピラミッドの大きさとピラミッドの前にある壁があるかないかなのかもと思いました。



息子が小さい頃、伝える意志があればもっと、、、何でこうなのかと何度も思いました。


息子の場合ですが、ペラペラ喋れるようになったのは会話が少し安定してできるようになった5歳以降です。

それまでは伝わった!と拍手して喜ぶ程でした。


6歳のいまはというと

そのままのみかん、剝いたみかん、凍ったみかんを水に沈める実験を見て

「わかった!だから北極の氷は浮いてるのか!!」

というような子です。

いまでも話しかけて無反応だったりすることはありますが、普段の会話は全く問題なくなりました。

息子は普段から大人のような難しい言葉を使うのですが、ちゃんと難しい言葉はお友達にはわからないんだとわかって言葉を選んでいるようです

何でお友達と話してる時に反応が遅くなるのかと聞いたら

「お友達にわかりやすい言葉を考えてる」と言っていました

昔の息子は

そもそも複雑な壁があってピラミッドに積み木を積めない

せっかく積んでも、本人泣き叫び狂ってすぐ崩れる

無茶苦茶にたてられた壁の隙間からピンセットで頑張って積んでみてもうまく積めない感じでした‥

今は壁はないのですが、とにかく広いなと感じます。大人が手をくわれる必要がある所や思い込みで苦手にしてしまっている箇所もあるなと感じます。


積んでも積んでも積み上がってる実感はあるものの全体像もよくわからない。


積むのに時間も手も追いつかない感じで、本人も作業が追いつかずイライラしてくる。


ギフテッド教育が導入されようとしてる今、ギフテッドが注目され、ただの愛情足らずという言い方をされる方もいますが


定型の子が愛情1必要だとしたら(しかも定型は自分でもそれなりに積んでくれる)、ギフテッド児は10くらい必要な子なんだと思います。ピラミッドも10倍以上大きい。


大きい上の山の部分を支えるには大きい土台が必要です。



ただ、大きくても積み上げきらなかったり諦めたりしてしまう可能性が大いにあるので、普通に要領良く積み上げられる子の方がバランスはとても良い。


だから手があったら、支援があったらありがたい。積み上げる手が親だけというのは大変です。


私も療育の他に息子を愛してくれる場所をたくさん作り、助けてくれる手を増やすことに気を配ってきましたが、助けられる手があるほど息子の恐怖は少なくなってきたと思っています。
 

療育は壁をずらして少し入れやすい方法をプロが実演してくれて、親にも優しく教えてくれたり、積み木を積む気がない子にやり方を教える方法

頭ではわかってるけど出来ないのと、教えれば出来るかもしれないくらいの違いがあるかなと思います。

だから少し支援がズレるところもありますが、ありのままを認めて伸ばすという考え方がギフテッドの支援に近いものもあると思います。

誰しも先が見えないものを積んでいくのは怖い

ギフテッドが咲く場所を見つけるために支援してくれるなら、それが当たれば彼らはそれを積むために必要な下段の積み木を持ってきて積み始めるかもしれない。


こう考えるのが合ってるのかも伝わるかわかりませんが、そんな違いがあるんじゃないかなとふと思いました。


あともう一つ重要で必要な支援は幼少期の療育だと思います。


療育は子供だけではなく親も学ぶことが多いです。

ギフテッドはある程度積み上がってからでは修正にはかなりの時間がかかる気がするにもかかわらず、ピックアップされにくい。

なのでIQだけで判断するのではなく、少し子育ての悩みがあったら子供全員に良質な療育という場を持たせてほしい。
 
感覚統合、運動療法だってもっと身近に早くあってほしい。

療育ーキョロキョロはぁお察しー

という感じではなく、幼稚園と保育園の選択授業のような気軽さでみんなが行けるようになったらいいのになと思います。


療育通ってるのよー。ええいいなー!くらいの感じになればあの言いようのない気持ちを経験する人も少なくなるはず!

自分を認めてくれる場所が多くあるといいというのは定型の子もそうだと思いますし、絶対に悪いことじゃない。

少なくとも私は療育がそばにあったから良かったと思っています。



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最近の息子のお気に入り

 

 

 

 

 


 

 



 

 



息子がハマっているサイト!

科学好きな子におすすめです!


https://site.ngk.co.jp/feature/stay_home/ 



https://youtu.be/IiBGxzmOHIU 



この夏は実験系のイベントに12回くらい行きました。興味が広がったようで、頑張って連れ出して良かったです😊