先週の金曜日、仕事が終わってから釣りに行ってきた。
場所は、ビリニュスから南へ130Km、車で約1時間30分のAviris湖。
ここで2泊3日、キャンプをしながらLydeka(カワカマス)をメインに、Karsis(ブリーム)を狙う。
どちらも日本にいない魚なので馴染みがないと思うけど、ともに大きくなる魚で、釣魚としては
とても面白く、また食べても美味しい魚です。
初日は、前記事で書いた通り、出発前に車をぶつけられてしまったので、
到着が予定より大幅に遅れ、テントを張ったり、森から薪を集めたりで、竿は出せず
ただ呑んで終わってしまった。
翌日、夜明けとともに竿を出したいので、早めに就寝。
2日目、天気は晴れ。
夜明けとともに・・・とか言ってたが、寝坊してしまい6時起床。
仕掛けをセットし、釣り開始。
自分は、Lydeka用に泳がせ竿を2本、Karsis用に遠投竿を1本出したのだが、
嫁は小物釣りが好きなので、浮き釣り竿。
浮き釣りの嫁は、20~25cm位のKuoja(ローチ)や、Karsisの子供など小物をバンバン釣っているが
自分の竿には何の反応もなし。たまにKarsisの竿に大き目のKuojaが掛かってくるが、小さすぎて
全然満足できない。
時間だけが過ぎていき、ビールの空き缶だけが増えていく。
お昼を過ぎた頃、ようやくLydeka用の竿にアタリがあり、Lydekaを1匹釣り上げる。
しかし、小さい・・・ 40cm以下はリリースしなければならないので、湖に帰ってもらう。
さらに、14時過ぎ、16時過ぎと今度は40cm位(1キロ位)のが2本釣れたが、
小さいので、それほど手ごたえはない。まあ、釣れないよりはいいんだけどさ。
さらに、ビールの空き缶が増え、そろそろ納竿かな~。
と思ってた20時過ぎ。Karsis用の竿に大きなアタリ!!!
合わせた瞬間、ズシリと重い手ごたえが竿から伝わってくる。そして、強いヒキ。
大物に間違いない!!!
魚とのやり取りを楽しみながら、自分の足元まで寄せ、魚体が見えた瞬間、驚いた。
Karsisじゃない!Lynas(テンチ)だ!それも軽く2キロは超える大物だ!
嫁にタモ入れをお願いし、かまえるネットに魚を誘導するが、薄暗い上に魚体がモスグリーンなので、
ネットを持つ嫁が魚体を確認できない。魚は逃げようと底に潜るので、その度に岸に寄せネットを
めがけて魚を誘導するが、なかなかうまくキャッチできない。
そんな事を3~4回繰り返した時、強引に魚めがけてつっこんだネットの縁をハリスに引っ掛けてしまい、
プッチンと糸が切れてしまいました。
はい、さよなら~
呆然とするオレ。ひたすら謝る嫁。
まあ、強烈なヒキは楽しめたし、魚体も見れたので満足だよ。
とは、言ったものの、心の中では、超悔しい思いでいっぱい。
暫く眠れそうにないな。(←実際2、3日は、あの時、こうしてればよかった…とか考えて眠れなかったよ)
ちなみに、Lynasはこんな感じの魚です(※画像は拾い物)
ちなみに、これで1.2キロ。
逃がした魚はでかいと言うが、ほんと大きかった。
Lynasは主に夜に捕食する魚なので、このまま釣りを続けたかったのだが、
大失敗な事に、夜間用のヘッドライトを持参するのを忘れてしまったので、夜釣りは断念。
このまま、この日は納竿とし翌日にかけることにしました。
3日目。快晴。しかも無風。
海でいうとベタ凪。こんな時は海でもそうだが、湖でも釣れない。
小物釣りの嫁の浮きもピクリとも動かない。
まあ、この湖が釣れだすのは午後から夜にかけてなので、11時と随分早いが十分楽しんだので
納竿とし、帰宅の途につくことにしました。
悔しい思いもしたけれど、野外で美味しいビールもたくさん呑んだし、綺麗な星空も見れたし、
リラックスできた3日間でした。
そうそう、最後に最強虫除けクリームの話を。
結果から言うと、Avirisでは全く効きませんでした。ここの蚊は靴下はいてようが、Tシャツ着てようが
容赦なく噛んでくるので、身体中痒い思いをしました。Royalさんに教わった虫除けアプリも試して
みましたが、気持ち寄ってこないかな~。って感じです。でもバッテリー消費が早いのと、なにより
高周波の音が気になるので、すぐに使用を止めてしまいました。
次は古典的にハッカ油でも使用してみるかな。
おしまい。