ノーマライゼーションの8つの原則 | なんだこりゃ難病ブログ(好酸球性多発血管炎性肉芽腫症)

なんだこりゃ難病ブログ(好酸球性多発血管炎性肉芽腫症)

突然のように好酸球性多発血管炎性肉芽腫症になりました。埼玉で、子ども3人子育てしながらフルタイムで保育士してた私…。さてと、これからの生活、どうなるんでしょ。

同じ病気の方とつながりたいです。ぜひコメントしてください!

ノーマライゼーション運動を牽引したベングト・ニィリエ氏のノーマライゼーションの8つの原則。


初めて見聞きしたわけではないのだけれど、


今日参加した研修で 講師の先生が読み上げてくださって、、、


詩の朗読のように、言葉ひとつひとつが、胸に染み込んでくるようでした。


病気と共にある今だから、響いてくる言葉があるんですね。



きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!

ノーマライゼーションの8つの原則


・一日のノーマルなリズム

朝ベッドから起きること。
たとえ君に重い障害者であっても、
洋服を着ること。
そして家を出、学校か、勤めに行く。
ずっと家にいるだけではない。
朝,君はこれからの一日を思い、
夕方,君は自分のやり遂げたことをふりかえる。
一日は終わりなく続く単調な24時間ではない。
君はあたりまえの時間に食べ、普通の洋服を着る。
幼児ではないなら,スプーンだけで食べたりはしない。
ベッドではなく、ちゃんとテーブルについて食べる。
職員の都合で、まだ日の暮れぬうちに夕食をしたりはしない。


・一週間のノーマルなリズム

君は自分の住まいから仕事場に行き働く。
そして、別の所に遊びに行く。
週末には楽しい集いがある。
そして月曜日にはまた学校や職場に行く。


・一年のノーマルなリズム

決まりきった毎日に変化をつける長い休みもある。
季節によってさまざまな食事、仕事、行事、スポーツ、余暇の活動が楽しめる。
この季節の変化のなかでわたし達は豊かに育てられる。


・ノーマルな成長の過程をたどること

子供の頃は夏のキャンプに行く。
青年期にはおしゃれや、髪型、音楽、異性の友達に興味を持つ。
大人になると、人生は仕事や責任でいっぱい。
老年期はなつかしい思い出と、経験から生まれた知恵にあふれる。


・自由と希望を持ち,周りの人もそれを認め,尊重してくれること

大人は、好きなところに住み、
自分にあった仕事を自分で決める。
家にいてただテレビを見ていないで、友達とボーリングに行く。
 

・男性,女性どちらもいる世界に住むこと

子供も大人も、異性との良い関係を育む。
十代になると、異性との交際に興味を持つ。
そして大人になると、恋に落ち、結婚しようと思う。


・ノーマルな経済水準を保証されること

誰もが、基本的な公的財政援助を受けられ、そのための責任を果たす。
児童手当、老齢年金、最低賃金基準法のような保障を受け、経済的安定をはかる。
自分で自由に使えるお金があって、必要なものや好きなものが買える。
 

・普通の地域の普通の家に住むこと

障害者だからといって、20人、50人、100人の他人と大きな施設に住むことはない。
それは社会から孤立してしまうことだから。
普通の場所で、普通の大きさの家に住めば、地域の人達の中にうまくとけ込める。

きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!きらきら!!


あなたにも、わたしにも、
あたりまえのことを、あたりまえに、粛々と…。


 


研修会場は前橋。
赤城山と
榛名山


群馬県社会福祉総合センター8Fからの眺め。8Fとは思えない眺望でした目