ロシア軍艦艇が津軽海峡を通過し太平洋へ | すずくるのお国のまもり

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◎ロシア軍艦艇が津軽海峡を通過し太平洋へ 駆逐艦と戦車揚陸艦の計3隻 自衛隊は警戒監視

 

 

 防衛省はロシア海軍の艦艇3隻が、津軽海峡を太平洋に向けて通過したことを確認したと19日、発表した。
 防衛省によると、18日午前7時頃、海上自衛隊が北海道の渡島大島の南西約50kmの海域で、東に向かって進むロシア海軍の駆逐艦1隻と、戦車揚陸艦2隻の計3隻を確認。
 その後、3隻は北海道と青森県の間の津軽海峡を通過し、太平洋へ向けて航行した。
 自衛隊は、情報収集と警戒監視を続けている。
 ロシア国防省は18日、日本海や太平洋、オホーツク海で軍事演習を28日まで実施すると発表していて、水上艦や潜水艦など約40隻と航空機20機余りが参加して潜水艦への対応を想定した訓練を実施する他、ミサイルの発射やドローン攻撃の撃退など、実践的な戦闘訓練を行うとしている。
 防衛省は、「当該訓練との関連を含め、今般のロシア海軍の航行目的について確たることは答えられない」としている。

 

◎ロシア海軍艦艇の動向について
 令和6年6月18日(火)午前7時頃、海上自衛隊は、大島(北海道松前町)の南西約50kmの海域において、同海域を東進するロシア海軍ウダロイⅠ級駆逐艦1隻(艦番号「548」)、ロプチャーⅠ級戦車揚陸艦1隻(艦番号「0
66」)及びロプチャーⅡ級戦車揚陸艦1隻(艦番号「077」)の計3隻を確認した。
 その後、これらの艦艇が津軽海峡を東進し、太平洋へ向けて航行したことを確認した。
 防衛省・自衛隊は、海上自衛隊第45掃海隊所属「えのしま」(函館)及び第2航空群所属「P-3C」(八戸)により、警戒監視・情報収集を行った。

【SET】公表資料(ウダロイ、ロプチャーⅠ、ロプチャーⅡ/津軽海峡東進) (mod.go.jp)