◎ 中国海警局の船2隻、尖閣諸島沖領海に侵入…3日連続

 

 

 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、27日午前5時15分頃、沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で、中国海警局の船2隻が相次いで領海に侵入した。領海への侵入は3日連続で、今年に入って13回目。
尖閣諸島の(手前から)南小島、北小島、魚釣島(沖縄県石垣市で、読売機から)
 2隻は付近を航行中の日本船舶(997トン)を追うように領海に侵入。2隻は同5時半現在、領海内を航行中で、同本部の巡視船が日本船舶に近づかせないよう警戒しながら、退去するよう警告している。

 

◎中国船2隻が尖閣周辺の領海出る

 

 

 第11管区海上保安本部によると、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に侵入していた中国海警局の船2隻が、26日午前11時15分ごろから相次いで領海の外側に出た。

 

◎尖閣周辺、中国海警船が石垣市の「海洋調査船」に接近か 2隻相次ぎ領海侵入

 

 

 26日午前3時ごろから3時10分ごろにかけて、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海に中国海警局の船2隻が相次いで侵入した。第11管区海上保安本部(那覇)によると、海警船2隻が領海内を航行する日本船舶1隻の動きに合わせて航行しているのが確認された。
 日本船舶は尖閣周辺海域を調査する石垣市の海洋調査船とみられている。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入するのは2日連続で、今年12日目。
 海洋調査船には中山義隆市長のほか、市から調査を委託された東海大の山田吉彦教授(海洋政策)も乗船。25日午後5時ごろ、尖閣に向け石垣港を出港していた。
 11管によると、領海侵入したのは「海警2502」と「海警2302」。海上保安庁の巡視船が領海から出るよう要求するとともに、石垣市の海洋調査船とみられる日本船舶に近づかないよう警戒している。
 接続水域では別の中国公船2隻も確認され、うち1隻は機関砲のようなものを搭載していた。接続水域を含め、尖閣周辺では127日連続で中国当局の船が確認されている。

 

◎中国船1隻が領海侵入

 

 

 第11管区海上保安本部によると、25日午前3時50分ごろ、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船1隻が侵入した。