暴動発生のニューカレドニアから日本人4人が“脱出” | すずくるのお国のまもり

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お国の周りでは陸や海や空のみならず、宇宙やサイバー空間で軍事的動きが繰り広げられています。私たちが平和で豊かな暮らしを送るために政治や経済を知るのと同じように「軍事」について理解を深めることは大切なことです。ブログではそんな「軍事」の動きを追跡します。

◎暴動発生のニューカレドニアから日本人4人が“脱出”オーストラリア政府の支援受け航空機でブリスベンに

 

 

 暴動が続いている南太平洋のフランス領・ニューカレドニアから、日本人4人が出国し、オーストラリアに着いた。
 外務省によると、ニューカレドニアから出国を希望していた日本人4人が、オーストラリア政府の支援を受けて21日、航空機でオーストラリアのブリスベンに到着した。
 4人にけがはないという。
 現地には、旅行客など短期滞在者約50人を含む300人ほどの日本人が滞在していて、外務省は本人の希望にあうよう対応することにしている。
 こうした中、フランスのマクロン大統領は、事態の沈静化をはかるため、23日にも現地入りする予定。
 フランス政府は警察や憲兵隊などを追加派遣する予定で、混乱の収拾を急ぐことにしている。
 今回の暴動は、フランスからの独立を求める地元住民らのデモが発端だった。

 

「天国に一番近い島」で起きた暴動、フランスがニューカレドニアを是が非でも手放せない理由|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト (newsweekjapan.jp)

 

◎暴動続くニューカレドニアから日本人数名を退避へ オーストラリアの協力で

 

 

 林官房長官は暴動が続いて死傷者が出ている南太平洋のニューカレドニアから日本人数人を退避させるために最終調整していることを明らかにしました。
〇林官房長官
「早期出国を希望されておられました邦人数名が豪州の協力を得て出国する予定であり、最終調整中であります」
 林長官はそのうえで、「引き続き現地に残る方々についても、ご本人たちの希望を踏まえつつ適切に対処していく」と述べました。
 フランス領のニューカレドニアでは今月13日以降、独立派による抗議活動が暴動に発展し、オーストラリアとニュージーランドは自国民や他国の旅行者らの退避のため航空機を派遣すると発表しています。