◎バイデン大統領「ラファで軍事作戦すべきでない」 イスラエル首相に伝える
アメリカのバイデン大統領は、イスラエルのネタニヤフ首相に対して、ガザ地区南部で大規模な軍事作戦を行うべきではないとの考えを示しました。
ホワイトハウスによりますと、バイデン大統領は11日、ネタニヤフ首相と電話で会談し、ガザ全域から逃れている100万人以上の避難民の安全を確保できる実行可能な計画なしに、ラファで軍事作戦を進めるべきではないとの考えを伝えたということです。
ネタニヤフ首相は電話会談の直前にも、ハマスを殲滅(せんめつ)するため、ガザ地区南部のラファに侵攻する方針を改めて示していました。
バイデン大統領は8日にも、イスラエルの行動は「やり過ぎだ」と苦言を呈しています。