イラク、米主導の駐留連合軍の撤収手続き着手 | すずくるのお国のまもり

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◎イラク、米主導の駐留連合軍の撤収手続き着手=首相府

 

 

[バグダッド/ワシントン5日 ロイター] - イラク首相府は5日、イラクに駐留する米軍主導の有志連合軍を撤収させるための手続きに着手すると表明した。
 首相府は声明で「イラクにおける有志連合軍の駐留を恒久的に終了させるための手続きを行う委員会の開始日程を設定する」と表明。政府当局者によると、同委員会には軍事連合の代表も含まれる。
 スダニ首相は声明で「有志連合軍が駐留する正当性がなくなったため、駐留を終わらせるという確固たる立場を強調する」とした。
 米軍はイラクに2500人の部隊を駐留。イラク首相府の発表について米国防総省はコメントを控えている。
 米軍は4日、バグダッドでイラク国内の米軍に対する攻撃への報復攻撃を行い、イラク民兵組織の指導者を殺害。イラク警察関係筋などによると、小型無人機(ドローン)から少なくとも2発のロケット弾がイラク民兵組織「アル・ヌジャバ」が使用する施設に向けて発射され、司令官と側近1人を含む4人が死亡した。