52歳の乳がんサバイバーずこちでございます。
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2021年1月乳がん発覚。
がんのタイプはHER2陽性・ホルモン陰性・ステージ2b
2021年2月より抗がん剤治療開始
2021年8月26日に左胸部分摘出、左腋窩リンパ節郭清の手術
その後、放射線治療→術後抗がん剤(分子標的薬)
2022年8月より10年間、経過観察。
愛する夫は慢性骨髄性白血病歴10年です。
家族について詳しくはこちら*
私の夫は11年前から慢性骨髄性白血病です。
慢性なので完治は望めず、寛解を目指して毎日大量の薬を飲んでいます。
そんな中、2年前に私も乳がんを告知され、
まだ50代になったばかりだというのに、
夫は白血病で妻は乳がんだなんて、なんて夫婦かしら。
と思っていました。
でもそんなことはめずらしいことでもなのだと知りました。
そのときのお話です。
家庭内闘病者が増えている現実
2ヶ月前の話になります。
腫瘍内科医の押川勝太郎(おしかわしょうたろう)先生をご存知ですか?
▼押川先生のYouTube
押川先生は、がんについての知識を広め、
患者さんやその家族にサポートを提供するために、YouTubeを活用しています。
お医者様の発信ですから非常に信頼性が高く、多くの人々に役立っていると思います。
その情報発信の一環として、先生は乳がんについての本を執筆し、出版しました。
押川先生はこの本の制作に際して、クラウドファンディングをされていました。
私はそのことをTwitterで知り、興味を持ちました。
クラウドファンディングへの支援には、様々なリターンが用意されており、
その中には押川先生とランチを楽しむ機会がありました。
「え?押川先生と直に会えるの??」
なんと魅力的なリターンでしょうか!
私はすぐに支援に参加しました。
人が苦手のくせに好奇心は強いの
▼押川先生▼
ひとりひとりの話を丁寧に聞いてくださる優しい先生でした
▼この本のマンガを担当されたおちゃずけさんとも
お話させていただきました。
そしてランチ会当日。
ランチ会には10名ほどの支援者と、関係者の方が5、6名いらしていました。
支援者さんは私も含め、ほとんどの方が乳がん闘病中であったり、乳がん経験者でした。
乳がんの治療に関する本ですから、これは予想できたことです。
しかし驚いたのは、ご自身だけでなくご家族も何かしらのがんの治療をされているかたが何人もいらしたことです。
家庭内に複数の闘病者がいることは、めずらしくもなんともないのだと知りました。
私自身、乳がんを経験し、夫が白血病を抱えています。
しかし、会場でお話をさせていただいた方々も、同じように闘病するご家族がいて、自身も乳がんの治療を受けていました。
これはもう、めずしいことではなく、むしろ社会的な問題と言えるのではないだろうかと感じました。
▼私が抗がん剤治療で働けないとき、
頑張ってアルバイトして家族を支えてくれた夫。
家庭内に複数の闘病者がいる。
という現実は、これからの日本の課題かもしれないな。
押川先生の情報発信と出版により、がんに関する知識や情報が広まり、
家庭内闘病者の不安や負担が少しでもかるくなったらいいな。
そして私もそんな方々のためのお役に立ちたい。
と感じたランチ会でした。
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