サービスの河村です
平成最後ということで前から泊まってみたかった大山頂上避難小屋に行ってみました。
大山の夏山登山道に着いたのが遅く16時くらいから登り始めました。
この日は麓から濃い霧がかかってて登り始めからガスの中です
早くも一合目に到着しました
まだまだ濃いガスの中ですが逆に「なんか神秘的じゃね」と自分を励ましながら登っていきます。
途中下山してくる方から「泊ですか?」などと声をかけられて少し話していると
「八合目以上はめちゃくちゃ晴れてましたよー」と貴重な情報をいただいて元気が回復しました。
無人の避難小屋なので食料や燃料を上まで背負っていかないといけないのだが
テントがない分軽いはずなのに自分の体重が重いせいでなかなかペースが上がらず・・・。
やっと六合目に到着。本来ここから北壁が眺められるのに真っ白で何も見えず
ここから上は雪が出てきました。一応アイゼンは持ってきましたが何とか登山靴でクリアしていきます。
そして九合目付近の木道です。ここまでくれば山頂まであと少しなんですが
見ての通り展望はゼロ状態です。
先も見えないしあと少しのはずが異常に遠く感じザックの重さが急に足にこたえてきました。
「今日は展望じゃなくて小屋に泊まることが目標なんだ」と自分に言い聞かせます。
そしてやっと本日のお宿に到着しました。
一月の時は入り口も雪で覆われていましたがすっかり溶けてなくなっていました。
時間は18時半を回っていました。なんとか明るいうちに着いて一安心です。
少し休んで早めの夕食にします。
平成も最後ということもあって今晩は豪華に牛丼とラーメンにウインナーも投入してみました。
最強の炭水化物×炭水化物です。
平成最後の晩餐も終わってしまうとこの後は何もすることがないので
寝床で横になってぼーっとしてみたり贅沢な時間を過ごしていました。
22時くらいにいったん外に出てみるもガスが濃く天体観測は諦め
夜中の2時頃に再び外に出てみるとガスが晴れていたので星空を眺めました。
気が付けば新元号令和になっており山頂から東の空を眺めます。
この時天の川を生れて初めて見れて感動です。
日の出の時刻を調べてみると5時15分頃と書いてあったんで4時半くらいから山頂でまっていました。
雲は多いものの東の空が明るくなってきました。
それにしてもすばらしい雲海でめちゃくちゃ綺麗でした。
日の出の時刻を過ぎても東の空が明るくなっただけで
令和最初のご来光は雲に隠れて見れませんでした・・・。
小屋にもどって帰り支度をします。食料が無くなったのでいくらか軽くなったような・・・
そして下山し始めたら晴れてくるというまさに登山あるあるですね。
そして無事にわが家へ到着できました。
令和がみなさんにとっていい時代でありますように。