丈太郎(赤坂) | すずきBのブログ「B's Blog」 Powered by アメブロ

丈太郎(赤坂)

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「東京最高のレストラン」が発売された。

10周年記念版だ。

その中に、来栖けい君ら、執筆食通らによる、「この10年の私のベストテン」

という特集がある。これが面白い。


皆さん挙げている店は、僭越ながら僕も行ってる店ばかり。

カンテサンスや、ナリサワなど、高級名店も多数並ぶなか、

僕が注目したのは、普段使いで行ける1人1万以下の手頃な美味い店。

不景気な昨今、1人2万も3万もする高級店なんて、我々そうそう行けない。

ってことで、彼らもベストテンに掲げてる店の中から、

僕も大好きな気軽に行ける美味い店ベスト3を紹介したい。


●来栖けい9位、「福竹 」。ここは1人予算2千円で感動できる鉄板焼き。

●森脇慶子2位、「鳥栄 」。ここの鶏スープ鍋は、伝統の味で、風情も最高。

●小石原はるか3位、「ゆうじ 」。渋谷東急ハンズ近くの、焼肉の名店。世界最高峰のホルモンが食える。


と言った感じ。過去に僕もブログに書いてるので、ぜひご覧あれ。



そんな今日この頃。

とある打ち合わせで、赤坂「丈太郎」へ。

ここは、上記「東京最高のレストラン」2011年度版でも、かなり評価の高い店。


店のイメージは和なのだが、

中華の要素と、フレンチのエスプリも効かした店と、

食通の間で評判。

料理人は、かつて中華の名店「シェフス」の厨房にも立っていた方。


水打ちされたエントランスは、

京都の風情を感じさせる。


上海蟹の砧巻きと呼ばれる前菜から始まり、

上海蟹の茶碗蒸しと続き、

この季節、ぜったい食べたい「シェフス」お得意の素材で直球を投げられ、

早くも興奮度が高まる。


さらに、白子や、貴重な寝つき鯵を含むお造り、カラスミなど、

和のテイストが続く。


続いて登場したのは、この日、知人が絶対食べるべし、ってことで、

わざわざ事前に頼んでおいたスペシャリテ 白菜の金華ハム煮(写真)。


余計な調味料は使わず、白菜の甘味と、金華ハムの塩けのみで

味が完成している傑作。

白菜がトロトロで柔らかく、それでいて繊維がちゃんと残ってる。

カリっとしたハムと一緒に口に運ぶと、

和とも中華とも言えない風味が広がる。


白菜は、45分ジャスト蒸すことで、最良の味、柔らかさになるらしく、

それ以上でも、それ以下でも、この旨味は出ないそうだ。


続くメインは、フレンチの技法と思われる、サクサクで熱々の

ミートパイ。

それにしてもこの店、無駄にこねくり回したような、奇抜な料理は出て来ない。

分かりやすく美味いものばかりでいい。


鰯の山海磯焼きも、もくもくと煙に燻され、

新たな五感が刺激される。


〆は、シェフスでお馴染み、上海蟹味噌炒飯。

振り返って見ると、

日本料理のようで、日本料理でない、という感じもありながら、

ちゃんとまとまっている。


カウンターと、奥に6人ほどの個室、テーブルが3つ。

2人用の小さな個室もあるのでデートにもいい。



PS

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おかげ様で、好評です。

購入してくださった皆さん、ホントにありがとうございました。

女性が、デートでどこに連れてって欲しいか、という目線でチョイスしてるため

女性にも当然、使えます。

感想は、info@uminers.com  まで。


お詫び:店舗によって、写真が不鮮明なところもありますが、

     情報掲載を最優先したので、ご了承ください。