ゑびす五郎(恵比寿) | すずきBのブログ「B's Blog」 Powered by アメブロ

ゑびす五郎(恵比寿)

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「ガイアの夜明け」を見た。
「すかいらーく」が閉店に追い込まれたり、
外食産業が、いま、大変……
外食産業は、世代交代、みたいな内容。

印象的だったのは、ビル街の空き地の使用権を押さえ、
そこに、ロコモコや横手やきそば、パエリアなどの
人気移動販売の車を呼び、ランチタイムに弁当を売る、
という商売。

イベント屋さんが始めて当たっているようだ。
屋台は、ビル側とイベント屋に売上の数%を払う、というシステム。

ビル側にとっては、資産価値も上がるらしく、
オフィス街の「ランチ難民」にとっても、安くて温かい、美味しい弁当が
食べれて大人気、大行列。

以前はよく、警察が来ると逃げる、オフィス街の路上移動販売(違法)をよく見たが、
ちゃんと、みんなが幸せになるし、合法ってシステムに
目をつけたとこがえらいな。

そんな今日この頃、後輩くんと会議終わりのメシ。
恵比寿のゼストの裏通り、
久々に歩くと、知らない店があちこちに出来てる。

もつ焼きい志いグループ、
辛鍋で有名な、ここにする。
1時までやってる。

お馴染み「レバテキ」。
胡麻だれと刻んだネギでいただく、
濃厚で、あのドロっとした感じ、何度食べても旨い。
ただ、時間帯や店によって、多少の違いはある。
早い時間のほうが、美味い気もする。

で、ここで食べるべきは、〆の雑炊であることは、
あまりにも有名だが、
さらに追加でお願いすべきは、チーズであることを
ご存じか?

もつ鍋、辛鍋屋さんではあるが、そこは、あくまで前ふり。
ここの雑炊は、炊いたご飯とか出てこない。

湯呑のような器に、生米?パラパラ。
実はこれ、戦国時代から日本に伝わる、
「干飯」(ほしい)と呼ばれる乾燥米。保存食でもある。
アルファ米、とも言われるが。

一度炊いたご飯を、水で洗ってぬめりを取り、
干して乾かしたもの。
なので、軽く茹でて水分加えるだけで、
簡単にご飯に戻る。
そんな米で作る雑炊は、想像を超える美味さ。

これは僕の予想なのだが、水分を含むとき、ただの水分でなく
もつ鍋の旨味がたっぷり出た出汁を吸い込むので、
旨味が、表面をまとうのと違い、
米自体が美味しくなる、ような気がする。

しかも、ちゃんとアルデンテが残るので、
非常にハイレベルな雑炊になる。
これだけでも美味いのだが、
そこへ、常連のモデルのお姉ちゃんの発案で
生まれたという、チーズ乗せ、これが
ばかうまなのだ。

チーズの塩っけが、鍋の甘みと互いに高めあい、
調和。
なんだろ、リゾットのようで、食べだしたら止まらない。

お客の、そんなちょっとした意見に耳を傾ける、
そんな姿勢が、もしかしたらヒットメニューを生むのかもね。
タン塩レモンも、六本木のホステスさんの発案だもんね。

アルファ米で雑炊、家でためそ。




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