心力(みりょく)開花コンシェルジュ 鈴木ゆき枝です。

 

5つ星ホテルで身につけた 
超一流のホスピタリティと
仕事でもプライベートでも 
強運引き寄せ&最高のあなたになるための
心を磨くメソッドをお伝えしています。 

 

お酒はいつも飲んでいたけれど、酒乱というわけではなく

 

いつも優しい穏やかな祖父。

 

私にとっては大好きなじいちゃんでした

 

でも父はそんな祖父が大嫌いだったようです。

いつも父は祖父に対して怒鳴っていました。

時には物も飛んでいました。

 

 

人が良いからか、いきさつは分からないけれど、

曽祖父が一代で広げた土地を

祖父が減らしてしまったのだとか。

 

 

お酒を沢山飲むようになったのは戦後だったそうです。

すなわち父が子供のころから。

 

 

お酒を沢山飲んで働かない

お金だけ食いつぶす

 

 

それが父から見た、自分の父親

祖父だったのかもしれません。

 

 

だから自分が働かなければいけない

 

 

そんな責任感から、父は高校を卒業しすぐに働き始めたと

いつも言っていました。

 

 

父の怒りは正義感、責任感、自分の人生を生きていない

そんな思いからだったのかもしれません。

 

 

祖父は祖父で、きっと大きなものを抱えていたのでしょう。

私たちにはもちろん、母にも戦争の話は全くしなかったようです。

 

 

ですが、お葬式で、戦友が泣きながら

「戦争には生きて帰ってこれたのに、どうして病気で死ぬんだ」

と泣きながら言っていました。

その時、私は小学校3年生。

 

 

初めて祖父が戦地にいた事を知りました。

 

更に続きます。

私ストーリー⑪祖父とのお別れ 後編