心力(みりょく)開花コンシェルジュ 鈴木ゆき枝です。

 

5つ星ホテルで身につけた 
超一流のホスピタリティと
仕事でもプライベートでも 
強運引き寄せ&最高のあなたになるための
心を磨くメソッドをお伝えしています。 

 

 

 

 

祖父でのお葬式で祖父が戦地に行っていたことを知った私。

 

まだその当時は戦後40年くらい。

戦争の事は遠い昔ではなかったけれど、私には

生まれる前の昔の話。

身近な事ではありませんでした。

 

祖父が戦争の話をしていたら、もっと身近に感じていたかも

ですが、いつまで経っても癒える経験ではなかったのでしょう。

心の奥底にしまっていた記憶。

 

そんな記憶の断片が、昨年出てきました。

 

昨年の父のお葬式後、祖父が戦地から祖母に

送った手紙の数々が出てきたんです。

 

 

そこで、父の上に何人か姉がいて、亡くなってしまったこと

祖父と祖母は仲良しというイメージはなかったけれど

二人なりに思いやっていたのだと分かるやり取り。

戦友が亡くなったこと。

 

 

正直、私の祖父のイメージは、とぼけているじいちゃんっていう

印象なのですが、手紙は家の大黒柱として家族の無事を願い

そして戦争にも直面している、立派な青年でした。

 

そういえば、亡くなってからも祖父の孫だと分かると

おじいちゃんにはお世話になってね、と知らない人達から

何回も言われた事があります。

 

戦地ではきっと頼りになる存在だったのでしょうね。

 

戦争が無ければ・・・

 

きっと日本人だけではなく、世界中の人が

思っていることだと思うけれど、我が家も戦争が無ければ

全く違う家庭になっていたように思います。

 

祖父も戦争によって変わってしまった一人。

そしてその影響を受けた父。

 

誰のせいでもない。

父は父で辛かったんだろうなと、今は思います。

 

そんな風に父の立場になって考えると、私たちに怖いくらいに

色々と押し付けてきた父の気持ちも見えるように思います。

 

書きながら涙が止まらない。

 

今頃、父と祖父と祖母と、生前出来なかった談笑しあえる

関係になっていると良いな。