栃木SCは、ここまでリーグ戦27試合を戦っていますが、得失点差は大きくマイナスとなっており、今シーズンほど大量失点を喫する試合が多いのは記憶にありません。
3失点以上を喫しているのが実に8試合。
しかも、アウェイのジェフユナイテッド千葉戦ではチーム史上最多となる8失点を喰らっています。
逆に、3得点以上を奪えた試合は僅かに1試合。しかも、その試合ですら4失点で敗戦していることから、如何に守備に課題を抱えているのかが分かります。
ここまで、27試合を消化して、27得点・47失点。得失点差はマイナス21点と散々な結果ですし、失点数に至っては全チーム中、もっとも多い数字です。
これでは、厳しい試合展開にあっても、何とか勝点1を拾うという結果を得られる訳がありません。
過去の残留争いにあっても、脱落して行くのは得点の少ないチームではなく失点が多いチームです。
そのことから、今シーズンの残留争いは、奇跡的に残留を掴み獲った2019シーズンよりも厳しいと感じています。
それでも、絶対に降格する訳には行きません。
ここから死に物狂いで戦い続け、どんなに押される厳しい試合展開になっても、何とか勝点1を積み上げて、最後は残留を果たさねばならぬのです。
田中監督から小林監督に交代してからは、得点は増えて失点は減っています。
目に見て、攻撃も守備も、良くなっているのは事実。
それだけ、小林監督が必死になってチームを立て直してくれている証拠ですし、残留圏内との勝点差も徐々にですが詰まって来ました。
順位も1つですが上げていますし、この交代劇が栃木SCにとって良い方向に向いているのは明らかです。
本音を言えば、もっと早くに交代してればという気持ちもありますが、それはもうどうしようもないことなので、残り11試合での逆転残留を掴み獲るために、小林監督を信じて応援して行くしかありません。
残留争いをより良い状況で戦うために。
中3日でカンセキスタジアムとちぎでのアウェイ戦に臨むヴァンフォーレ甲府には絶対に勝ちましょう。
日程の優位戦を最大限に活かし、絶対に勝ってください。
押してください。
