総失点がリーグワーストである栃木SCにとっては、守備の構築は急務です。
その最善手は、夏の補強にあると思っています。
そして、栃木SCの夏の補強第1弾がリリースされましたが、その選手はDFの坂圭祐選手でした。
坂選手といえば湘南ベルマーレの守備の要というイメージが強くあって、ガンバ大阪からの移籍と聞いて違和感があったほどです。
今シーズン、そのガンバ大阪でリーグ戦の出場はなく、カップ戦1試合というのは気になりますが、それでも、実績十分であって、しかも、伸び代すらも期待できる選手ですから、栃木SCとしては良い選手に白羽の矢を立てたと思っています。
3バックの中央を得意とする選手ですし、今の栃木SCからすれば、その辺も補強する要因になったのではないでしょうか。
坂選手には期待しあかりません。
完全での加入ですし、本人も進退を懸けての移籍なのだと思います。
弱さを露呈している守備を強固なものにしてください。そして、栃木SCをJ2に残留させてください。
これでもかと期待しています。
その坂選手の出場は、早くても第24節のファジアーノ岡山戦から。
今週末のモンテディオ山形戦には出場できません。
チームに馴染んで、選手間の連係を強化するとなると、山形戦での出場は難しかったでしょうし、岡山戦からの出場が最適解だと思います。
守備陣の競争も激しさを増します。
そんな中で切磋琢磨することで危機感も生まれるでしょうし、それが相乗効果となって栃木の守備が固くなるのではと、安易かもしれませんが、そんなことも期待しています。
CBとしては小柄であるものの、ハイボールへの対応は抜群で、攻撃の機転となるロングフィードにも定評があることから、攻守に好影響しかないと思っています。
まずは平松選手とのポジション争いになるのでしょう。
ここ2試合、連続でゴールを奪って攻守に活躍が目立つ平松選手ですし、少しもポジションを譲る気はないでしょうし、ここの競争は大注目になりました。
この坂選手だけで夏の補強が終わるとは思えません。
中盤と前線であと一人ずつは補強があるのではと予想していますが、逆に移籍する選手(完全や期限付)もいるでしょうし、怪我人の有無によっては、もっと多くの加入があるかもしれません。
絶対にJ2へ残留するために。
新加入選手だけではなく、既存選手の活躍も期待しています。
ここから巻き返しましょう。
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