田中監督が解任となった翌日に、新監督のリリースがありました。
噂にはなっていましたが、まさか本当に栃木SCで指揮を執ることになるとは思っていなかっただけに、これは驚きでした。
次節のベガルタ仙台戦から指揮を執るのは、小林伸二監督。
実績としては十分過ぎる名将と言って良い人物です。
指導歴は輝かしいものがあります。
2001~2003年 大分トリニータ監督
2004~2006年 セレッソ大阪監督
2008~2011年 モンテディオ山形監督
2012~2015年 徳島ヴォルティス監督
2016~2017年 清水エスパルス監督
2019~2021年 ギラヴァンツ北九州監督
輝かしい実績は本当に素晴らしく、J2だった清水エスパルスを1年でJ1へ復帰させ、J3最下位だったギラヴァンツ北九州を翌年にJ2へ復帰させています。
昇格請負人と言っても過言ではないと思っています。
それだけ、期待したくなる監督が栃木SCで指揮を執ることになるのです。
それでも、厳しいシーズンになると思っていますし、戦術が浸透するまでは勝点を積むのに苦労をするはずです。
戦術は、ここ3シーズンに渡って継続させていた3バックは見切ることになるのではと思っています。
栃木SCとしてはJFL時代から貫いてきた4バックに戻るのではと予想していますが、そこは不透明。仙台戦ではまだ3バックかもしれませんが、近い試合で、4バックになるはずだと確信めいたものを感じています。
ここから巻き返すために白羽の矢が立てられた監督です。
何度も言いますが実績は十分。
まずは、降格圏内からの脱出が第一目標になって、そこから少しでも上に行くことが第二目標になるのでしょうが、何とか、夏本番までには、その第二目標に照準が合っていることを願っています。
ここからが栃木SCとしての真の本番になりました。
押してください。