まず、栃木SCの失点は、徳島のハンドから生まれたゴールでした。
しかし、主審の立ち位置に問題はなく、ゴール前の混戦が視界を遮断していたと思います。
そのことから、主審も線審もそれを見極めるには至りません。
そこから蹴り込まれたゴールですから、なかなか納得するには至りませんが、それがVARのないカテゴリでの日常だったりもします。
完全なハンドでゴールを奪い勝利した試合もありましたし、納得したくなくとも、納得しなければならぬシーンだったのではと、あくまでも個人的にですが感じています。
問題なのは、その失点に至るまでの守備であって、何となく、集中頑張れ足りていなかったように見えました。
瞬時の判断なのですが、どうも、横からの攻撃に弱さがあるように感じてしまいます。
そう感じるのはブログ主だけだったのかもしれませんが、私に目にはそう見えたのです。
そして、この失点からの打開策を見いだせないチーム状況。
監督の戦術はここまでの連敗中と変化はなく、そして、同点とするためにどうすべきかが不透明でした。相変わらず感もあって、何をどうしたら良いのか手詰まりな状態に見えます。
気持で負けていたと表現したサポさんがいましたが、そう感じたことには納得というか、同意できるかなと、そんなことも思いました。
当然に、選手もスタッフも、勝利を目指して全力で戦っているのは分かります。
しかし、それが見ている側に伝わらない部分もあって、結果も出ていないことから、厳しい声も出始めていて、それは今ではかなり大きくなってしまいました。
この5連敗を受けて、何らかの策は講じなければならぬ事態になったと思っていますが(正確にはもっと前からですね)、それでも、田中監督は続投でしょうし、そこからどう何を変えて戦えばよいのかは、素人である私には分かりません。
何も監督を更迭しろとは言いませんし、栃木SCの置かれている立場からしても財政的に厳しいことから、ここは夏の補強に希望を見出すことになるのではないでしょうか。
腹を据えて、田中監督指揮のもとで、残り全試合を応援することになると思っています。
精神的に厳しいことから、試合を振り返るブログですが、それを綴ることができません。
8失点大敗のジェフユナイテッド千葉戦よりも、この徳島ヴォルティス戦の敗戦は堪えました。
5連敗するチームって、普通に考えれば降格は免れません。
何とかしてくださいと懇願する毎試合が続いていますが、出口のないトンネルでもないでしょうし、出口さえ見つければ、少しは盛り返すのではと、まあ、淡い期待でしかありませんが、今はそんなことに希望を抱いて応援しています。
正念場も正念場。
もう、行く末が見えない厳しい現状ですが、希望は、シーズンもまだ折り返してもおらず、半分以上試合が残っていること。
このままなら何も変わりませんが、何らかの策を講じられるのなら、早いに越したことはありませんし、まだまだ巻き返せると信じています。
【結果】
徳島ヴォルティス 1-0 栃木SC
前半 1-0
後半 0-0
【会場】
鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
【得点】
前41 杉本太郎(徳島)
【栃木SC警告】
前36 神戸康輔(累積3枚目)
後32 奥田晃也(累積1枚目)
【栃木SCスタメン】
GK 川田修平
DF 平松 航
DF 藤谷 匠 → 大谷尚輝(後0)
DF ラファエル
MF 大森渚生 → 森 俊貴(後13)
MF 石田遼太郎
MF 奥田晃也
MF 神戸康輔 → 青島太一(後30)
MF 南野遥海 → 小堀 空(後39)
FW 矢野貴章 → 宮崎 鴻(後13)
FW イスマイラ
【栃木SCリザーブ】
GK 丹野研太
DF 大谷尚輝 ← 藤谷 匠(後0)
MF 森 俊貴 ← 大森渚生(後13)
MF 青島太一 ← 神戸康輔(後30)
MF 朴 勇志
FW 宮崎 鴻 ← 矢野貴章(後13)
FW 小堀 空 ← 南野遥海(後39)
【審判団】
主審 : 清水修平
副審 : 桜井大介
副審 : 宇治原拓也
【入場者数】
3,880人
【天候/気温/湿度】
雨/19.1℃/79%
【第15節終了時順位】
19位
どうして1ボランチに戻したのでしょう。
確実に、2ボランチの方が攻守に中盤はまだ安定していたように感じました。
打ったシュートは僅か6本。しかも、枠内はなし。
これでは勝てませんし、積極性が乏しい状況は依然として継続していて、チームとしての制約でもあるのかと勘ぐってしまいます。
スタメンをほぼ固定する意味は、それだけ、リザーブでは戦えないということなのでしょうか。
この辺は台所事情ですので、サポーターには分からぬ部分ですから何とも言えませんが、怪我人も多くいて起用に四苦八苦しているとしか思えません。
ここまで固定化されているシーズンも珍しいですし、選手の競争意欲も削がれてしまうのではと、ちょっと懸念してしまいます。
その辺のケアはしっかりとしていると信じたいところです。
この試合は、追っかけでのDAZN観戦でしたが、前半を終えて0-1とリードを許していることは情報として入っていました。
強風であって、雨であって。
観戦環境が悪い中、一生懸命に応援してくれた現地組サポーターには感謝です。本当にありがとうございました。
体調不良には注意してください。
そして、お気を付けて栃木までお戻りください。
DAZNから聴こえて来る栃木SCのチャントに感動しました。
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