鬼門、ニンジニアスタジアムでの愛媛FC戦。
前半、攻めても攻めても決まらない得点に、店主のママさんが何度「うあー」と叫んだことか。
榊選手のシュートも、山本選手のシュートも、田代選手のヘッドも……「決まった!」と思えたのですが、ことごとく守備陣にクリアされてしまうのです。
栃木の決定力不足という訳ではりありません。
愛媛の守備が光ってのクリアでした。
ただ、「あれが決まらないのか」「これがニンスタの呪縛か」と、嫌な予感もしたのは事実です。
その嫌な予感よりも「この流れなら後半は得点を奪えるよ」という思いの方が大きかったですけれどね。
この試合も真岡駅西口にあるダネイデさん(グリスタでも出店しているブラジル丼でお馴染みのお店)で観戦することに。
いつもは歩いて行くのですが、アウェイ遠征感を出したいなーと思い、自宅からちょっと離れた場所にあるコミュニティバス停から「いちごバス」を利用してみました。
100円で市内循環バスは乗り放題。
先客は中学生2人だけ。ゆったりと約10分のバス旅です。
このバスはダネイデさんの店舗前も通過するのですが、バス停は「ベイシア」「真岡駅西口」どちらで降りても、お店まで徒歩1分弱と、とても近い場所にあります。
この日は、真岡駅西口で落りました。
ありがとう、いちごバス。
キックオフ55分前にダネイデへ突撃。
ママさんが気を遣ってくれて、徳島ヴォルティスとアルビレックス新潟の試合をDAZN観戦させてくれました。
後半早々に栃木SCが素晴らしい攻撃から先制点を奪ってくれました。
カウンターになるかという榊選手のドリブル。
しかし、愛媛の選手に倒されてしまいます。カードが出るかと思われたプレーですが、井上主審からの提示はなし。
DAZNでは映像が残っていませんが、素早いリスタートからロングシュートを狙ったとアナウンサーの方が言っていますが、それが認められず蹴り直しに。
これが功を奏します。
GKオビ選手が驚くほどの弾道でエリア左にロングフィード。
巧く裏を取った森選手が胸でボールをトラップすると、豪快に右足でネットを揺らしました。
文字で起こすと簡単ですが、プレーの質はこれでもかと高く、特に、トラップからのシュートまでの一連の流れは目を見張るものがありました。
ここまで栃木SCが奪って来た得点の中でも、5本の指に入るであろうスーパーなゴールだったと思いますよ。
愛媛の選手間の連係はそれほど良く見えなかったですが、それは栃木の前線からのプレスが機能していた証拠なのかな。
攻撃に移るパスは意思疎通が不足気味に見えて、栃木の選手が奪い獲るシーンも多くありました。
何となくですが、下位に低迷し、勝点が詰めていない様子が見えた気がします。
こんなチームではないと思うのですが……今が底辺って感じで、ここから何とか状態を立て直して欲しいとことです。
後半にあった左サイドを駆け上がったカウンター。
必至に戻った黒崎選手がクロス阻止に体を寄せましたが、エリア内で相手選手が倒れます。
ここ、僅かに手が掛かってはいますが、なかなか笛は吹かれないでしょう。
DAZNの解説者にも「(PKを)貰いに行っちゃダメですよね」と言われるプレーですし、主審も笑顔でノーのジェスチャーをしています。
まあ、昨シーズンは完全に決まったシュートを左手一本でクリアしてもPKにはならないスタジアムなのですから、あれで笛では辻褄が合いません。
井上主審のジャッジは90分を通して素晴らしかったです。
後半に痛んで交代した明本選手が心配。
映像では太ももを気にしていましたし、歩くことができずにタンカでの退場ですから……。
太ももの肉離れだとすると、全治まで数ヶ月の覚悟は必要なのでしょうか?
そうでないことを祈るばかり。
次のヴァンフォーレ甲府戦まで中6日空くのは良かった点ですが、そこまでに回復するのかは分かりません。
どうか、何事もなくグリスタのピッチで活躍する明本選手が見られますように。
明本選手の怪我が心配ですが、それでも、連勝で気分も良くダネイデさんから帰宅。
これで、また一週間、仕事を頑張れます。
一緒に観戦したサポさんとは、12月のツエーゲン金沢とのアウェイ戦に遠征することで合意。
金沢駅前に宿を取り、金沢の夜を満喫して来ます。あ、感染予防は万全に。
Go to なんちゃらを使わせていただく予定です。
この日の限定品だったのでしょうか。
ダネイデさんで食べたパンプキンプリンは激ウマでした。
この勝利で順位は9位に浮上。
再び、一桁ですよ。
今シーズン初の3連勝を掴むべく、ヴァンフォーレ甲府戦に臨みましょう。
前半のアウェイ戦では勝利していますので、ホームでも勝てばダブル達成です。
確か、私の記憶では、ダブルは行進ありだったような。
次のホーム戦は、グリスタでみんなで行進しましょう。
(ダブルは行進あり)
水曜どうでしょうの企画「氷上ワカサギ釣り対決」において、一度に2匹以上を釣り上げることをダブルと称し、その者はカメラ前を横切りながら行進することが可能なのです。
押してください。