第18節 vs 徳島ヴォルティス(グリスタ)<その1> | すーさんの栃木SC応援日記

徳島ヴォルティスはとても強かったというのが、この試合を観た率直な印象です。

 

パスの正確さに合わせ、そこにはスピードもありました。

選手個々の前への意識もかなり高く、一気に前線にまで持ち込まれることも多くあり、栃木の選手は相当に手を焼いていたと思います。

 

昨年まで栃木でプレーしていた西谷和希選手。

ドリブルは相変わらず素晴らしく、徳島の選手から正確なパスが供給され、カバーに入る選手との連係も良く、生き生きと躍動していました。

 

本当に良いチームに移籍したなと感じたこと、ちょっと悔しい感情もあったりします。

 

徳島に強さを感じはしましたが、一方的にやられている感は少なく、栃木にも得点の気配はあったりと、戦えていた試合でした。

 

昨シーズン多く見られた負けるべくして負けた試合とかではなく、紙一重の勝負だったと思います。

 

それだけ、栃木SCも強くなっているってことの証です。

 

 

【結果】

栃木SC 0-1 徳島ヴォルティス

前半 0-0

後半 0-1

 

【会場】

栃木県グリーンスタジアム

 

【得点】

06 小西雄大(徳島)

 

【栃木SC警告】

前27 西谷優希(累積1枚目)

後45 黒崎隼人(累積2枚目)

 

【栃木SCスタメン】

GK 川田修平

DF 高杉亮太

DF 瀬川和樹

DF 田代雅也

MF 西谷優希 → 黒崎隼人(後41)

MF 溝渕雄志 → 柳育崇(後45)

MF 山本廉 → 有馬幸太郎(後24)

MF 佐藤祥 → 禹相皓(後24)

FW 明本考浩

FW 森俊貴

FW 大島康樹 → 矢野貴章(後24)

 

【栃木SCベンチ入り】

GK オビ パウエル オビンナ

DF 柳育崇 ← 溝渕雄志(後45)

DF 黒崎隼人 ← 西谷優希(後41)

MF 禹相皓 ← 佐藤祥(後24)

FW 榊翔太

FW 矢野貴章 ← 大島康樹(後24)

FW 有馬幸太郎 ← 山本廉(後24)

 

【審判団】

主審 : 山岡良介

副審 : 五十嵐泰之

副審 : 大矢

 

【観客数】

1,865人(入場規制試合)

 

【ピッチ状態】

全面良芝

 

【天候】

 

【順位】

暫定10位

 

 

5連戦の4戦目ということもあり、互いに疲労が濃い中での試合だとは思いますが、どちらも選手は予想以上に動けている印象を受けました。

 

前線からのプレスは栃木も徳島もサボることなく最後まで見られ、随所に見せる攻撃は徳島を慌てさせます。

 

エリア前で倒されるシーンも数回ありましたし、幾度となくエリア内まで侵入することもできました。

 

なかなか崩し切るところまで行けなかったのは課題ですが、田代選手のヘッドがクロスバーに嫌われるなど、本当に惜しいシーンもあって、なかなか見応えのある展開だったと思います。

 

失点は不運な感じでしたし、あれは防ぎようがない事故的なものです。ゴールを決めた小西選手が凄過ぎました。

 

徳島に少しだけ運があった。

結果的には、それが全てだった試合だと思います。

 

 

徳島の選手はピッチをとても広く使っていました。

両サイドの中盤は、ほぼサイドライン上に位置することも多く、栃木の前線の選手がプレスに行ってサイドが空くと、そこに大きく展開するパターンは、スカウティングによるものなのでしょう。

 

パスが通るとサイドバックの選手が対応に当たるため前に出て、その背後にボランチの選手がカバーに入る栃木の守備ですが、そのことで中盤に数的不利が生じ、セカンドボールの多くは徳島に拾われる苦しい展開が、特に前半に多く見られました。

 

その両サイドへの大きいパスによる攻撃と、ドリブルによる攻撃が融合し、徳島の攻撃は迫力がありました。

それでも、栃木の守備は相手に決定機を与えず、とても安定していたと思います。

 

GK川田選手の好セーブも相まって、前半は無得点で切り抜けたのですが、残念なことに、後半早々に不運な形での失点が生まれてしまいます。

 

反対側のゴールで起きた事案でしたので、そのときは何が起きたのか分からず、周囲の「ああ…」という沈んだ声で、失点したことを悟ったのです。

 

 

この試合から、応援の一部として手拍子が解禁されています。

 

試合前のオープニングムービーのときには手拍子がありましたし、FKや深い位置でのスローインのときなど、スタジアムには手拍子が響いていました。

 

CKなどのときにも手拍子で後押しできれば良かったのですが、残念ながらこの試合では徳島の10本に対して0本と、その機会がなかったのはかなり残念です。

 

例え手拍子とはいえ、スタジアムに一体感が生まれたと思います。

 

少しは選手の後押しになれたのなら良いことですが、後半の押している時間帯は、スタジアムにチャントを響かせて、もっともっと、選手を後押しできたらと、そう感じてもしまいました。

 

チャントで応援できる日はいつになるのでしょう。

それは、まだまだ先に感じたりもします。

 

それでも、日常のスタジアムに、また一歩、近づきました。

 

 

西谷兄弟の直接対決として注目を集めたこの試合。

 

益子町出身ということで、この試合は益子町民デーとして開催れています。

 

試合前の大塚町長のあいさつは面白く、メモなど少しも見ずに、堂々とユーモアを交えて笑いを誘っていました。

 

真面目なあいさつが多い中、ちょっと異色なようにも感じましたが、素晴らしいあいさつだったと思います。

 

その大塚町長からあった3つのお願い。

 

1 西谷優希選手(栃木)がゴールを決める。

2 西谷和希選手(徳島)がゴールを決める。

3 栃木SCが勝利する。

 

残念ながらどれも叶いませんでした。

少なくとも、3は叶って欲しかったのですが、まあ、仕方のないことです。

 

益子町民デーのポスターは、サポーターに人気でしたね。

その西谷兄弟の対決を表現した素晴らしいデザインです。

 

そのポスター、我が家の玄関に掲出されました。

もう一枚は、また別の場所にと考えています。

 

 

やっぱり負けると悔しさがあります。

かなり戦えている分、悔しさは昨シーズンよりも大きいかもしれません。

 

それだけ、栃木SCに期待しているってこと。

 

この敗戦で、順位は8位から10へと後退。

しかし、悲観する必要もなく、実力ある他チームと競っていられることは素晴らしいものがあります。

 

昨シーズン、ギリギリの首の皮一枚で残留を果たしたチームとは思えません。

 

次節は、中3日での連続ホーム戦。

松本山雅FCを迎え撃つ5連戦最後の試合となりますが、相手は今シーズン相当な不調に苦しんでいます。

 

栃木と真逆な状態ですが油断は禁物。

連敗だけは絶対に避けなければならぬ試合でもありますし、何とか勝利を手にして欲しいと思います。

 

勝てば再びの一桁順位ですよ。

その一桁順位を定位置とし、シーズン終盤まで行けるチームになっていると、それだけでも嬉しい限りです。

 

 

スタジアム周辺への路上駐車は駄目だと、これで3試合連続のアナウンスがった訳です。

 

それでもなくならないとは、本当に残念でなりません。

 

まさか、次の試合でもってことはありませんよね?

本当に恥ずかしいことですし、本当に情けないことです。

 

これ以上はアナウンスとかなくても良いでしょう。

どんどん検挙してくださいよ。

 

 

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