アウェイ遠征回顧録 8 <2016 YSCC横浜戦> | すーさんの栃木SC応援日記

西谷和希選手がJリーグ公式戦初得点を決めた2016シーズンのニッパツ遠征、YSCC横浜戦の回顧録になります。

 

J3初シーズンとなった栃木SCは、このYS横浜戦に勝利して3連勝を飾る訳ですが、試合内容は圧倒しての連勝などではなく、紙一重での勝利の連続でした。

 

このYS横浜戦でさえも、何とか奪い獲った1点を守り抜いての冷や汗ものの勝利。

J3というカテゴリを甘く見ていた訳ではありませんが、それでも……ある意味、J2よりも厳しく感じたのは私だけではないはずです。

 

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(J3でもニッパツで試合が観られます)

 

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(J2とJ3では待機列の場所が違いました)

 

自家用車でスタジアム入り。

J2ではビジターサポが待機列を作る脇の駐車場を利用しましたが、相当に早く到着したにも係わらず、利用料金はリーズナブルでした。

 

自家用車でのニッパツ遠征はこれが2度目。

このとき、アルコールを飲めぬ理由があったので自家用車でも何ら問題がなかったのです。

JR利用よりも遠征時間は短縮できますから、飲めぬのであれば手段は自家用車一択しかありません。

 

待機列はYS横浜サポと同じ場所。

つまりは、ホームサポとアウェイサポが同じ列に並ぶことになりますが、待機列の前方は黄色ユニだらけで、YS横浜サポさんの姿を前方で見つけることは出来ませんでした。

 

その待機列の前から2グループ目に並び、スタジアムではメインスタンドの最前列をキープしました。

この2016シーズンのJ3ニッパツでは、ゴール裏の解放がありませんでした。

J3でのニッパツで、ゴール裏での観戦が可能になったのは、栃木SCがJ2へ戻った2018シーズンからになるのです。

 

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(メイン最前列からのピッチ)

 

■ 2016シーズン第12節

YSCC横浜 0-1 栃木SC

 

このYS横浜戦は面白いボランチコンビを見ることが出来ました。

ここまでボランチ出場を続けていた古波津選手がベンチ外となったかと思えば、そこの位置に入ったのが西澤代志也選手。主に、右サイドを主戦場にする選手でしたので驚かされました。

 

コンビを組むのは本間勲選手。

シーズン12戦目で初のコンビとなりましたが、とても安定していて中盤は圧倒していたと思います。

 

試合は完全な栃木ペースでしたが、残っている印象は最後の決め手に欠ける消極的な攻撃ということ。

当時のブログを読み直してみれば、攻めてはいるもののシュートが打てない展開だったようです。

 

後半頭から投入されたのが西谷和希選手。

右サイドを佐々木勇人選手が駆け上がってクロスを入れると、廣瀬浩二選手がちょっと触れて、駆け込んできた西谷和希選手が押し込んだ……そんなゴールでした。

 

今シーズンは徳島ヴォルティスでプレーし、開幕戦でハットトリックを決めた西谷選手。

プロとしての初得点は、ここニッパツでのYS横浜戦だったのですね。

 

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(西谷選手の初得点をみんなで祝福)

 

西谷選手の得点は後半17分でしたが、そこから終了まで栃木SCにはビッグチャンスの連続でした。

 

たった1点では物足りなく感じた試合で、どうして追加点が奪えないのかとスタンドからはため息も多く聞かれた展開だったようです。

 

特に、大石治寿選手に至っては、そこを決めておきましょうという決定機が2回、3回とあったのですが、どういう訳かネットは揺れず。

 

最後の頃は栃木の足が止まって、ちょっと押し込まれることになりましたが、追加点が奪えていなかったこともあり、ヒヤヒヤ感は相当でした。

 

それでも、3連勝を飾ったのですから上出来です。

この連勝は10連勝まで伸びることになるのですが、このときはそこまで勝ち続けるとは私は思っていませんでしたよ。これ、正直な話です。

 

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YS横浜戦のスタグルはスタジアム内に1店舗だけ。

ですから、購入するには相当な時間を要することに。

 

スタジアム近くのコンビニ(今はありません)で買い込んで来ておいて正解でした。

 

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メインスタンド最前列はスペースが狭かったです。

応援していても膝がコンクリートの壁に当たって、そこそこ痛かったですよ。というか、殴打して激痛に見舞われたこと、ブログを書いていて思い出しました。

 

実は、このとき、歯茎の痛みに耐えてのニッパツ遠征だったのです。

歯茎の痛みで鎮痛剤が手放せない状況でアルコールは飲めません。

これが、JRではなく自家用車で遠征した大きな理由でした。

 

ロキソニンを飲んで痛みを押さえていたのですが、試合翌日にはその鎮痛剤が効かぬほどに悪化してしまうのです。

怖いほどに、顔が腫れてしまいました。

 

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通院していた歯科医院では手に負えず、その場で紹介状を持たされて日赤へ。

 

そこで告げられるは、痛みが完全に引くまで最低一週間の抗生物質の点滴と、その後の手術。

この痛みに一週間以上耐えなければならぬのかと、それを告げられたときは恐怖しかありませんでした。

 

つまりは、仕事もそれだけ休めということ……ですが、痛みに耐えて勤務していたのを思い出します。

本当に辛かったですよ。

 

月曜日に始まった点滴は、5日連続で金曜日に終了。

一週間もせずに済んでホッとしましたが、その後に待ち受けていた手術は麻酔が切れたあと、相当に痛んだのです。

 

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(点滴初日)

 

点滴の前に強行された静脈へ抗生物質を直接流し込むという太い注射も経験しましたが、それ相当に痛い注射みたいです。

みたいです……とうのは、歯茎の痛みが凄まじ過ぎて、そんな注射の痛みを感じる余裕などなかったのですよ。

 

過去のブログを読み返して、「ああ、このときは本当に酷かったな」と、歯茎が疼き出しそうな感覚になりました。

 

その後も、ニッパツ三ツ沢球技場へ遠征するたびに、この歯茎の痛みを思い出すのです。

それだけ、強烈な痛みでした。

 

西谷選手の初得点と、歯茎の痛みという2つの思い出が残った2016シーズンのYSCC横浜戦。

この2016シーズンだけではなく、過去のアウェイ遠征の中でも、相当に印象に残っている試合なのです。

 

 

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