第1節 栃木SC×大分トリニータ(グリスタ) <その1> | すーさんの栃木SC応援日記

前半早々の失点に、守備が浮足立った感があり、その隙を突かれて連続失点。

なかなか攻撃のリズムが作れず、CKから3点目を決められて、前半で大勢が決してしまいました。

 

それでも、後半の攻撃は良く、大分トリニータを苦しめたと思います。

1点を返してからは更に攻撃の厚みは増し、1点差に詰め寄るのも時間の問題かと期待はしました。

しかし、本来、攻撃につなげるはずのゴールキックが相手に渡ると、そこから直線的に攻められて、あっという間にゴールを許してしまったシーンはもったいなかったなと、個人的には感じました。

 

最初の失点も、守備の判断がちょっと中途半端だったかもしれません。

GKの石川は、出るのか留まるのか、躊躇しちゃいました。

バックパスの処理でもハラハラしちゃうシーンもありましたし、守備陣との連係はもっと向上させないといけませんね。

 

振り返ればですが、4失点とも、防げた失点だったと思うのです。

守備させ修正できれば、この大分戦のように大量失点での敗戦っていうのはなくなると思いますよ。

 

大分トリニータの攻撃は迫力がありましたが、決して良かったとは思えません。

栃木の前半……特に立ち上がりは、守備が緩かったですし、一歩一歩の動き出しが遅かったですよね。球際も弱く見えました。

後半はキッチリ改善されていましたし、修正力はあるチームです。

 

2得点奪えた意味は大きく、4失点したとはいえ、最下位ではありません。

第1節を終えて18位です。

 

下位には違いありませんが、そう悲観することもない時期ですし順位ではないでしょうか。

同じ4失点を喫したロアッソ熊本よりも、無得点3失点敗戦のモンテディオ山形よりも、当然に、期待が持てる敗戦だったと思っています。

 

何と言っても、FWの大黒とMFの西谷に得点が生まれたのが大きいですよ。

大敗かと思われた試合で2得点が生まれ、それが栃木が期待を寄せる攻撃陣2選手の得点ですから、攻撃に関してはまずまずだったと言えると思います。

 

超が付く程の決定機があったのも事実ですし、決め切れなかった部分は残念ですが、連係が強化されるにつれて、得点は自然と増えて行くのではと期待しています。

 

悲観する内容じゃなかったですよ。

 
 
 
 
 
 

スタジアムの雰囲気は、J3のときとは明らかに違って見えました。

懐かしさよりも、新鮮さを感じたグリスタ。

 

そのグリスタでの今シーズン初勝利は、第3節のレノファ山口戦になりそうです。

 

 

■ 第1節 試合結果
 

栃木SC 2-4 大分トリニータ

 

前半 0-3

後半 2-1

 

 

> 得点者

 

前半04 後藤優介(大分)

前半11 後藤優介(大分)

前半24 藤本憲明(大分)

後半12 大黒将志(栃木)

後半33 伊佐耕平(大分)

後半48 西谷和希(栃木)

 

 

> スタメン(栃木のみ)

 

GK 石川慧

DF 西河翔吾

DF 夛田凌輔

DF 温井駿斗

DF 田代雅也

MF ヘニキ

MF 岡崎建哉→和田達也(後半37)

MF 牛之濱拓→川田拳登(後半37)

MF 西谷和希

FW 大黒将志

FW ネイツ・ペチュニク

 

 

> 警告(栃木のみ)

 

前半44 西河翔吾(累積1枚目)

後半40 田代雅也(累積1枚目)

 

 

主審:川俣秀

 

 

主審の川俣さんは、初のJ2での笛となりました。

昨シーズンまでJ3が主戦場でしたが、今シーズンから技術が認められ、J2にステップアップした方で、いきなり開幕戦を任されました。

 

その期待に応え、問題なく試合を裁いてくれました。

PA内で相手の手に当たったシーンは、個人的にはPK取ってくれても良いんじゃないっすか?とは思いましたが、まあ微妙でしたしね。

 

今シーズン、栃木SCの初得点は大黒でした。

頭で合わせたシュートがループ気味になり、ゴールネットを揺らしましたが、気持ちでねじ込んだゴールに思えます。

 

同点弾かと思われた幻のゴールが大黒にありましたが、オフサイドの判定。

ただ、大黒に合わせる攻撃は機能しているように感じましたので、大黒から得点が生まれるかなという予感が私にはありました。

 

中盤のヘニキは運動量がありました。

ボールに対する寄せも良く、攻撃の際は起点となるシーンもありましたし、岡崎との連係がもう少し良くなれば、かなり安定した中盤になると思います。

ただ、運動量と比例して攻撃幅というか、前後左右に大きく動くために、中盤が空いてしまうようなことも見られましたので、そんなときのカバーリングを何とかしなければとも思いました。

 

SBの温井は攻撃陣との連係をもっと上げて行かなければと感じました。

良いプレーもあったのですが、攻撃で味方と意思の疎通ができていない場面もあったので、そこは向上させなければなりませんね。

 

CBの西河と田代は、立ち上がりこそは連係にチグハグさがありましたが、試合が進むにつれて動きが良くなっていったと思います。

 

二人ともイエローを貰ってしまいましたが、あそこは止めておかないとっていう場面でしたから、仕方のないイエローでした。

 

西谷と牛之濱、両SHとも動きは良かったと思います。

最後の最後に叩き込んだ西谷の得点は、翼くんの放つドライブシュートのようでした。本当に素晴らしいゴールです。

 

 

芝の状態は見た目には良く感じませんでしたが、公式記録では「全面良芝乾燥」と発表されていました。 

 

大分の監督がピッチコンディションについてちょっとコメントしていますが、不良に近い良であったということでしょう。

 

開幕戦だけあって、8,526人のサポがグリスタへ足を運びました。

大勢のサポの前で、勝利を飾りたかったところでしたが、結果は敗戦。

 

ただ、J3のときのように、負けない試合ばかりなんてこと、あり得ませんから。

過去、J2にいた頃を思い返せば、こんな感じの内容の試合、本当に多かったですよね。

 

それを思い出させてくれた開幕戦でもありましたし、これがJ2なんだと改めて感じさせてくれました。

 
 
 
 
 

それにしても、寒かったです。

 

幸運のうまい棒サラミ味作戦は失敗しちゃいましたが、会場に持って行った30本、全て配ることができました。

 

隣で応援していた女子ブロガーさんから、うまい棒たこ焼き味をいただき、どっちが美味いかで論戦?になりましたが、今回は引き分けってことで。

 

 

遥々遠征して来られた大分サポの皆さま。

大勝利、おめでとうございます。

素晴らし遠征になりましたね。

 

アウェイ戦ではこうは行きませんから、その節はよろしくお願いします。

 

 

 

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