竹山家の自閉っ子育児について、

特に気をつけていることを備忘録として

まとめ、

1)やらないようにしてきたこと

を挙げましたが、





今回は、

2)やってきたこと

を挙げていきます。




2)やってきたこと

・本人の動き・感情・着目してる物のことば添え

とにかく実況中継のように、
すずがしていること、見ているもの、
私がしていること、感じていることを
都度都度ことばにして聞かせています。


・「やめて → これやって」と肯定形で伝える

リズムやメロディーに乗せて伝える

擬態語・擬音語で楽しそうに伝える

すずの興味、
お調子者の性格を利用して、

デタラメソング
調子のいい擬態語・擬音語
できるようになったことが
いっぱいあります。

行動を促す、例えば、
お目覚め、お風呂、図工、走る、などの
テーマソングもいっぱい♪

・何で褒められたかわかるようにすぐ褒める

・ことば添えのことばを統一

・何か伝えるときは絵・写真・マーク

スケジュールやこちらの意図を伝える、
選択させる、などには使ってきた
絵カードですが、
小5のとき、PECSを取り入れたことで、
絵カードを持ってきて
自ら意思表示してくれるように
なりました💖
まだフェイズ3までですが💧

↓ PECSのこと


常同行動が迷惑なものは好ましい似たものに

 置き換え

心身の発達段階が達しそうなことを教える

・できそうな段階(できる直前)で褒めて

 小さな成功体験を何度もさせる

靴を自分で履くときなど、
かかとを持って動き出したところで
「そう❗️上手〜‼️」
と言うと、最後までがんばってできる
ようになりましたおねがい

まだできていないけど、できそうな時に
ちょっと早めに褒める
👏
ようにしています。

これで、できることが増えましたニコニコ


・克服できそうな感覚過敏は、

 遊びながら楽しい記憶と共に慣れさせる

本人が興味を示したものを使って
苦手な感覚と楽しい思い出を
同時にインプット。


それでも頭部に何か付けるのは
なかなか克服できませんが、
できないものは無理にさせません。


↓ 頭に何かあるのが苦手で
 帽子をかぶらないので、
 ぬいぐるみを乗っけて落とす遊びで、
 「また乗せたい」と思わせる



↓ 帽子を乗せると
 遊びとしては楽しめますが
 すぐ外す💧



・困った行動をやめさせたい時は

 興味あるもので気をそらす

・困った行動には無表情・無言で対処する

・不安不快から来るパニック他害自傷時は

 止めず叱らず、まず抱きしめて安心させる

・他害の対象になったら、

 なるべく他害を成功させないよう

 安全を確保して離れる

寄り添うべきときと
一人にした方がいいときの
見極め
が難しいですが、
試行錯誤ですニコニコ


・困った行動をやめられたら即褒めちぎる

・すずにではなくすずの脳に伝えるよう意識する

 (視覚、音楽、アロマ、マッサージなど)

すずは圧迫刺激が好きなので、
強めの頭、背中、手のマッサージは
カームダウンに有効
です。

パニック時は、ことばをかけても
耳に入らないことが多いので、
不快そうなところをマッサージすると
脳に良い刺激が行くようです。


↓ 頭マッサージ。
 もっとやってとクレーンしています


↓ だんだん顔が柔和な表情に。
 自らもうマッサージ不要、と
 パパの手を払っています





こうして挙げてみると、

専門的なことや大変なこと

は全然していないのですが、


観察力、想像力、忍耐力

はかなり必要で、

とっても鍛えられます泣き笑い



挙げたことをいつもちゃんと

できるわけではないですし、

これでいいのかな❓と

迷い迷いの子育てですが、


バロメーターは、

すずが笑っているかどうか

です。



まだまだ親の修行は続きますが、

こうした日々の積み重ねと、
服薬による脳の中の交通整理
上手く作用して、

これまでは
すずちゃんののうみその中が
混沌としていて通じなかったことばが
すっと入るようになったんだよ、
と心理士の先生が言ってくださったことは、

私たち親の心の糧、
これまでの子育てのご褒美
となりましたおねがい💖

高校生、社会人と、
まだまだ困難が続くと思いますが、
1日1日乗り越えたい、
越えられなければ
やり過ごしたいと思います😁