女子大生、ペアーズで出会った彼と遠距離恋愛中、カンボジア

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23Nov
- 東大院生くん
  コンサルくんと同じ時期に東大の院生ともやりとりをしていた。完璧に東大ネームに惹かれてやりとりしていた。見た目だけだったら、プロフィール画像めちゃくちゃ苦手だった。この人は院2年生でコンサル会社に内定が決まっていた。当時私はちょっとコンサルに憧れていて、3年生の初夏だったってのもあって、この院生くんとの会話はコンサルに就職するためのアドバイスがほとんどだった。3週間とか長めにやりとりをして、やっと合う約束をしたが、一回目は流れた。2回目の約束でお互いの家の中間地点で会うことになった。会う約束をしてからチャットが切れたけど、特に気にしてなかった。前日になっても、当日の朝になっても相手から何の連絡もなかった。嫌な予感はしたけれど、自宅から少し離れた所が集合場所で、返信が来てから移動すると絶対に間に合わない距離だったので、ちょっと不安を感じながら家を出た。結果、院生くんは現れなかった。チャットも永遠に既読がつかなかった。ラインはブロ削した。最高に惨めな夜だった。
- 東大コンサルくん②
  初めて会ってから1週間後にまた会うことになった。初デートから2回目に会うまでの間、ずっとラインは続いてた。結構いい感じだった。　所謂"高スペック"な彼に、こんな平凡な私が、もしかして気に入ってもらえたのかなと思って、気持ちは最早シンデレラであった。驚異のチョロさ笑初回デートと同じ20時に池袋駅東口で待ち合わせた。コンサルくんはまた遅刻してきた。今回は私服だった。大学時代の部活に顔を出してきたらしい。またまたコンサルくんが適当に予約してくれた鍋のお店に行った。初回デートに比べたら全然会話は盛り上がらなかった。話題がなくて、同じようなことを繰り返し話していた気がする。ポロポロ落としながら食べていたら、『すずちゃんって食べ方汚いね』って言われた。思えばこんな事を言ってくるあたり、私はコンサルくんの本命ルートから早々に外れていたのだろう。終電が近くなったので、お開きすることになった。家近いから来たら？とさらっと聞かれて、さらっと断った。後日、ダメ押しで『次は昼にデートしたいな』ってラインしてみた。『そうだね〜』って返信が来た以来何もなかったのでラインをブロックして、削除した。結局私はコンサルくんの華麗なる経歴に目が眩んでいて、彼自身をあまりみていなかった。ただの光に群がる蛾であった。
- 東大コンサルくん①
  私がペアーズで初めて会ったのは、東大卒のコンサルくんだった。やりとりを始めて2週間ぐらいで初めて会った。20時に池袋駅東口で集合した。初対面なのに15分ぐらい遅刻された気がする。見た目はプロフィール画像よりもかっこよくて、背も170後半ぐらいあって、期待してなかった分テンションぶち上がった笑合流した後は、コンサルくんが予約してくれたオシャレで狭いイタリアンにいった。そこでコンサルくんの華麗なる一族の話を一通り聞いた。なんと兄弟3人とも東大だった笑家族の話を沢山して、コンサルくんの学生時代の話も聞いて、2人でワインを2本あけて、ビールも飲んで、中々楽しい初デートだった。いい感じに盛り上がったけど、私の終電があったのでお開きになった。コンサルくんは池袋住みだったけど、東口まで送ってくれた。私は楽しかったけど、デート終わりにライン聞かれなかったし、コンサルくん的には微妙だったのかなと思っていたが、解散後にペアーズ内のチャットでラインを聞かれた。普通に教えた。ラインの登録名が本名だったので、秒でググった。大学時代の部活関連の記事とインターンで表彰されている写真が出てきた。ちゃんと東大卒だった。きっと今も検索したら出てくると思うけど、コンサルくんの名前をすっかり忘れてしまった。
- ペアーズを使おうと思ったわけ
  女子大で出会いがなかったから。もっと具体的に言うと、自分が所属するコミュニティに女の子しかいなくて、男の子を紹介してくれるような仲のいい友達もいなかったから。好きな人が欲しい、恋したいって思ってるのに、周りに女の子しかいなかったから。でも、出会いのために新しくサークルに入ったり、バイト始めたりする気力はなかったから。恋愛前提の出会いが楽だと思ったから。つまり、恋したかったから。