今回のテーマは、
『働く』
ということについて。
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お給料や、おだちんをもらうことでの、「働く」。
ボランティアなど、無償の活動での、「働く」。
指示や命令による役割を与えられての、「働く」。
など、全ての「働く」が対象となります。
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著者の20代後半までの
「働く」の認識は、
いわば「労働する」ということでした。
読んで字のごとく、「人が身体を動かして行うこと」、
それによって、お金をもらうこと、が働くことだと
思っていました。
(にんべんに、動くと書いて「働」だからです)
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しかし、
著者が30代に入ってすぐに、
とある人から、
『ハタ(傍)を楽にすること』
が「働く、の意味だ」、と教わりました。
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「ハタ(傍)=周囲の人たち」を「楽に」
させることが、働く・・・。
「本気でそんなことをしたら、周りの人たちは、
ラクになって、ドンドン怠け者になってしまうん
じゃないか?」
まぁ、当時の著者には、こんな↑発想しかできなかった
わけでして・・・お粗末さんです。
とにかく「やってみよう」!
「案ずるよりも、産むが易し」
ってことで、
自分の仕事場でのやり方を、大幅転換しました。
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第一弾
『自分以外が楽になるために!』
結果、
大失敗。
「自分以外が」という、思い込みが原因でした。
周囲の人、全ての価値観に合わせて、
「ラク」にしてあげようとすると、
最終的に、自分が周りの人の分の
仕事まで取り上げて、こなしてしまう形となり、
気付いたら、
「自分だけ、鬼キツい!」
状況になってしまいました。
さらに、追い打ちをかけて、
楽になった周囲が、
「余裕コイてる」のを見て、
「ムカっ!」
としている自分に気付き、
(「違う違う違う、たぶん、解釈を間違えてる」)
と、思い直しました。
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第二段
『自分を含め、ハタが楽にできるように!』
結果、
今現在の著者のスタイルです!
自分が周囲の代わりに、「やってあげる」んじゃなくて、
自分も周囲の人たちも「楽に」なる、
仕組みや、ルールや、決まりごと、
などを提案して、作り上げていくこと。
そして、
これを実践するには、必ず通らなければならない
「プロセス(過程)」があります。
そのプロセスとは、
『まず、自分が先に経験してみる』
ことです!
その仕事を自分で「一定期間」経験することで、
難しさ
体力的精神的なツラさ
時間の掛かり具合
問題点
改善点
が実感でき、新しい仕組みのアイデアが
浮かびます。
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こんな風に、
ハタを楽にしてあげれば、
周りの人たちが不満を抱えにくくなる
↓
ストレスが少なくなる
↓
気持ちに余裕ができる
↓
笑顔が多くなる
↓
職場が活性化する
↓
業務がスムーズに運ぶ
↓
会社に利益がもたらされる
↓
従業員の給与ベースをアップできる
↓
会社全体のモチベーションが上がる
↓
みな個々に「ハタを楽にしよう」と、
アイデアを出してくる
↓
社風が自然と組織的になる
↓
会社規模を大きくする土台となる
まぁ、これは、あくまで「理想図」であって、
だけど、
少なくとも、マイナス方向へ向かうことは
ないと思っています。
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そして、
「ハタを楽にする」
のもう一つの意味。
世の中の、
お父さんがたは、
「ハタ(家族)の、生活を楽にする」
ために、日夜、
『働いて』
いるんですよね!