楓には多くの人々が
関わっています。
人だけの縁じゃないのも確かです。
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工場の敷地内で最初に発見した
Ｊ常務（当時は本部長）。
最初に楓に触れた、E氏。
ゲリラ雷雨の時、
楓を浸水の魔の手から
共に救出してくれたＴ次長。
楓の姿に気づいて足を留めた
社長。
うちに引き取ってからは、
私の家族、身内の方々、
病院の先生方、
そうそう、一時ではありますが、
雨風をしのぐためのこの小屋は、
昔、工場にいた「やま」という犬の贈り物。
様々な力のおかげで、
楓は、生き抜けたと、
本当に感謝しています。
鈴鈑工業で出逢った「楓」の物語は、
ここで完結とさせて頂きます。
ありがとうございました。