第46話 T次長『鎌倉散策 紅葉巡り』 | 鈴鈑工業のブログ

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板金屋さんの一喜一憂

11月も半ば過ぎだと言うのに、


寒さがイマイチな、ここ神奈川。


これじゃあ、紅葉巡り」


あんま期待できないかも・・・・。


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と、そんなあなたにお届けするために、


実際に、T次長・・・とそのワイフが


鎌倉に紅葉探しに出かけてゆきました!


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それでは、皆様、T次長本人の


「一切出演なし」


の癒し空間へ、どうぞ。


(文章内容も珍しくマジメです)


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鈴鈑工業のブログ-鎌倉1

小田急線→江ノ島電鉄を乗り継ぎ、


降り立った鎌倉駅。


日本の一時代を築いた地へ到着。



鈴鈑工業のブログ-鎌倉2

紅葉探しの前に、


有名な『ミカド珈琲 鎌倉店』へ。


鎌倉ミカド珈琲とチーズケーキのセット(1,000円)


で、まずは一服。



ミカド珈琲には、他にもこんなメニューがあります。

食べログ


そして通販も。

ミカド珈琲紹介


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小腹も満たし、


神仏と紅葉を巡る最初の地は


鶴岡八幡宮



鈴鈑工業のブログ-鎌倉3

太鼓橋から、遥か遠方に見える朱の社(やしろ)。


T次長の視線は、すでに、


その社にフォーカスを合わせている。



鈴鈑工業のブログ-鎌倉4

参道で狛犬に一礼。



鈴鈑工業のブログ-鎌倉5

紅葉を求む人たちが、参道狭しと行き交う。



鈴鈑工業のブログ-鎌倉6

何を求め、何を願い、何に意味を見出そうとして


人はここを訪れるのか・・・。



鈴鈑工業のブログ-鎌倉7

嵐によって倒れた大銀杏(オオイチョウ)。


たくましいかな、すでに再生の意思を


人々に表現している。



鈴鈑工業のブログ-鎌倉8

そして人もまた、同等の命に対して


エールを送る。


「人が万物の頂点ではない」。


自らを持って、そう示す大銀杏。


礼拝。



鈴鈑工業のブログ-鎌倉9

朱の色が、間近でさらに映える社。


「八幡様」と呼ばれ親しまれてきた、


社の袂(たもと)に今、立つ。



鈴鈑工業のブログ-鎌倉10

八幡宮の紅葉。


朱に紅葉もさぞ素晴らしかろうが、


朱に黄葉も趣(おもむ)きがある。


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次に訪れたのは、


鎌倉最古仏地


鎌倉三十三観音霊場第一番


天台宗大蔵山 杉本寺



鈴鈑工業のブログ-鎌倉11

天平6年、


光明皇后と藤原房前により、


建立(こんりゅう)。



鈴鈑工業のブログ-鎌倉12

一つ一つ礼拝を行い、



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十一面杉本観音の御(おん)前へ。


たのみある しるべなりけり杉本の

ちかいははすゑの 世にもかわらじ


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功臣山 報国禅寺


拝観料 弐百円也。



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山門より入山。


そこは、まさに癒しの苑。



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無意識に同じ風景を、


別の描写でもおさめたくなる・・・。


自身が「日本人」であることを


改めて痛感する。



鈴鈑工業のブログ-鎌倉17

濃緑の世界に鎮座する観音。



鈴鈑工業のブログ-鎌倉16

紅葉を追い求めてきた主旨を


しばし見失いながら、ゆっくりと時が流れる。



鈴鈑工業のブログ-鎌倉18

昨今の気候変動により、


この時期ですら、紅葉に目を奪われる


機会が減っている事実も、その理由の一つ。



鈴鈑工業のブログ-鎌倉19

しかし報国禅寺には、


季節を問わず訪れたい


そんな気持ちを大いに抱かせる。


そして・・・、


竹林へ。



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「竹の庭」と称される、


約2,000本もの孟宗竹。



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その力強さと幻想的な世界に


言葉を奪われる・・・。



鈴鈑工業のブログ-鎌倉22

茶席「休耕庵」。


ゆるりと腰を下ろす。


お抹茶と花模様の和菓子が絶妙に合う。


連れと思わず顔を見合わせてしまうほど。


是非とも、お勧めする。



鈴鈑工業のブログ-鎌倉23

壮大な景色を眺めながら、


静かに時間の流れに身を任せる。


「贅沢」とは?


と問われたら、即座に「今」と返答するだろう。



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足利氏一族の墓。


横穴式墳墓であり、足利時家らが眠る。



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何も説明は不要。


ただただ、見て頂きたい。



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報国禅寺を後にしよう。


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稲荷山 浄妙禅寺



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足利義兼(よしかね)が創建し、


当初は「極楽寺」と称していた。


足利尊氏の父である、


貞氏(さだうじ)の墓が本堂裏手にある。



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ようやく巡り合えた・・・。


「紅」。


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一瞬にして現在の季節感にスリップする。



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飼い猫のようだが、


なんとも良い場所での


日向ぼっこではないか。


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官幣中社 鎌倉宮



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「厄割石」。



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この皿を・・・。



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なるほど、あの石に投げて割る・・・か。


周りには、無数の破片が。


厄と共に罪、穢(けが)れをも割!


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名勝 瑞泉寺庭園



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左右対称ではないのに、


鏡のような錯覚に陥る山道。


T次長の感性により、


この一枚が残された。



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心洗われる。



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模型のようにも見える風景。


「岩庭」と呼ばれる所以(ゆえん)か。



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岩と水・・・。


この組み合わせのなんと合うこと。

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そして、最終地は北鎌倉。




鎌倉五山 大本山 円覚寺

拝観志納金 参百円也。


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散策の締め括(くく)り。



鈴鈑工業のブログ-鎌倉43

色鮮やかに迎えられる。



鈴鈑工業のブログ-鎌倉44

紅、緑、黄。


一色ではないにしろ、



鈴鈑工業のブログ-鎌倉45

これまた味のある、紅葉巡り。



鈴鈑工業のブログ-鎌倉47

どれも自然が織り成す「力」として、


目に焼き付けよう。



鈴鈑工業のブログ-鎌倉48

丸一日かけた散策は、


ここ、円覚寺で、


閉幕となる。


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鈴鈑工業のブログ-鎌倉49

あえて近場 (←鈴鈑工業 本社から見て)


を選択したが、


なかなかどうして、


価値ある時間を過ごさせてもらった。


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T次長の『鎌倉巡り』は、


終焉となりますが、


提供して頂いた写真総数は188枚。


その中から「独断」で48枚を選ばせて


頂きました。



「T次長の目線」

と題したコーナーとして

前回の出雲から

新設されましたので、


今後も期待したいと思います。


- 感謝 -