たとえば、
こんなパイプを曲げて溶接するような製品があります。
通常は、
とかいう、機械や、
なんかを使って、人力ではとうていかなわないような
パワーを借りるんですが、
両方ともやっぱり機械ですので、
突然、言うことをきかなくなったり、
ヘソ曲げて動かなくなったりすることがありえます。
じゃあ、そん時はメーカーに修理してもらえばいいじゃないか!
答えは・・・ノー !
手で曲げちまえばいいんです、手で!
もちろん、パイプの両はじ持って、うーん ってことじゃない。
それは、つちかったノウハウ、いわゆる 『手技』 です。
曲げたい形状のガバリ(ものさし、あて、ガイドのようなもの)を
二次元CADで作成し、それを案内にして、あぶって曲げるん
です!
でも、たーだパイプをそのままあぶったって、上の写真の
ように曲がるわけありません。
前準備でひと工夫もふた工夫もするからできるんです!
↑ ここは企業秘密!
あぶり方向や、あぶり時間など様々な要素を考慮して、
身体で覚え、感覚で学ぶ技術です!
「この機械がないとできない・・・」
じゃなく、
不測の事態に対応できることこそが、
技術力の真髄だと思っています!
【追記】
だからといって、
全部が全部、手技でカバーできるわけではないですよ。
レーザー機が壊れたからって、
全製品を鉄バサミで切るわけにはいきませんからね
以上